リア友増ーえたっ。 ページ15
「さて･･･そろそろレッスンを始めるか」
「あっ、でも俺ヒノノンとユニット見て回ろうって思ってたんだけど･･･」
『私の事なら気にしないでもいいよ。
個人一人一人に会いに行く訳でも無いし、だから明星くんはレッスンに参加しな？』
「１人で大丈夫か？」
『方向音痴じゃないし、挨拶回りするだけだから大丈夫だよ』
「そっか･･･それじゃあ、今度のユニット活動日に僕達Trickstarのプロデュースしてよ！」
「予約、と言う事か･･･それだったら互いに連絡先を交換しておいた方が良さそうだな」
あれやこれやとTrickstarの４人とメアドと携番を交換する。
中でも明星くんのメアドにjackpotとかkinkiraとかがあって本当にキラキラしたものが好きなんだなー、と思った。
無事に交換して、「何か面白い事あったら連絡するねー」と明星くんに声をかけられながら１-Ｂを後にする。
一気に連絡先増えたなーと思いながら廊下を歩く。
行く宛も無いから取り敢えずぶらついてると、前方から副会長さんが歩いてきた。
『あ、副会長さん。こんにちわ』
「･･･？
･･･ああ、誰かと思えば特待生か」
『はい、特待生です。
あの、もしかしてユニットのレッスンをしに向かうんですか？』
「そのつもりだが、何か用か？」
『今、各ユニットの挨拶回りしてるんですよ。それで副会長さんの所のユニットにも顔出したいなーと思って』
「･･･プロデューサーとしての仕事以前の基本だろう、構わん。着いて来い」
『ありがとうございます。
私は１-Ａ所属の陽響セツナです。副会長さんは名前、何て言うんですか？』
「･･･２-Ｂの蓮巳(はすみ)敬人(けいと)だ」
『蓮巳さん、ですね。
これからよろしくお願いします』
短く「ああ」とだけ返される。
うーん、会話が続かないけどまあいいか。
蓮巳さんに連れられて、やって来たのは図書館の個室だった。
中は畳が敷かれてて、壁際には茶箪笥。中央にはちゃぶ台、奥には小さく砂利を敷き詰めてる庭園まである。･･･うん、和だね。
ちゃぶ台で藍色長髪の男子と向かい合うように座ってる赤髪さんは、紛れも無くあの人だった。
「･･･また会ったな、小童」
『あ。朝の･･･。
蓮巳さんと一緒のユニットだったんですね』
「ああ･･･、鬼龍(きりゅう)紅郎(くろう)だ」
「･･･やはり知り合っていたか」
まあ想定内だがな。と呟きながら蓮巳さんは長髪の男子と鬼龍さんの間に座った。
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暇犬(プロフ) - 仁兎なずなさん、こちらでのストーリー上、主人公が入学するところから始まってるので、原作での二年生イコール一年生ですよー (2015年11月25日 16時) (
レス) id: f488a6118f (このIDを非表示/違反報告)
二兎なずな - 探してみました…やっぱり2年生でした。(付け足し)アドニス君は陸上部に入っています。 (2015年11月24日 22時) (レス) id: c419aa7663 (このIDを非表示/違反報告)
二兎なずな - 多分アドニス君は2年生だったきがする…探してみます。 (2015年11月24日 22時) (レス) id: c419aa7663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇犬
| 作成日時：2015年11月10日 20時
