41：コンテスト・開幕 ▼ ページ43
「スペシャルゲストはグランドフェスティバルは素晴らしい演技を見せてくれたヒカリさん！コンテストの優勝者には、最終日にヒカリさんとエキシビションマッチをする権利が与えられます！！」
「こんな素敵なお祭りに呼んで頂いてとても嬉しいです！どんな演技が見られるのか、楽しみにしてます！」
「また、ヒカリさんにはコメンテーターとしてコンテストを見守って頂きます。そして、本大会の審査員はポケモンセンターのジョーイさん、ロキシタウン敬老会・キノネコ会長、そして司会は私ロキシタウン町長ハナガレでお送りいたします！！」
「トゲキッス、マンムー、チャームアップ！」
町長が言い終わると、ヒカリはトゲキッスとマンムーを繰り出した。
「トゲキッス、波導弾！マンムー、氷の礫！」
ヒカリが頭上に手を翳すと、2体が同時に空高く光弾を放つ。
波導弾と氷の礫が上空でぶつかると、美しい花火となり、会場は感嘆の声に包まれた。
「ロキシタウン・ポケモンコンテスト、開幕です！！」
ステージの裏で、Aは自分の出番を待っていた。
町のお祭りなので、公式戦のような立派な控え室やモニターはない。
今現在は、町のお調子者の男性がパートナーのルンパッパと漫才を繰り広げていた。
これに観衆は大ウケしていて、表舞台はとても賑わっている。
何度も言うがこれは非公式のお祭りである。
ぶっちゃけてしまえば何でもアリなのだ。
それに、あのパフォーマンスはルンパッパの陽気さをよく引き出している。男性とルンパッパの性格をよく知っている町だからこその演技だ。
他にも、トレーナーになりたての少年がガチガチに緊張しながらナエトルと登場したときにはとても微笑ましい空気になった。
緊張のあまりナエトルに火の粉を指示してしまうというハプニングもあったが、おっとりとしたナエトルや町民の応援もあって彼は笑顔で出番を終えることができた。
他所者の自分はこうはいかないだろうと緊張しながら、Aは役目を果たす為に出番待ちの人々を見る。
やはりというか、コーディネーターに憧れているのか少女の割合が多い。
その中でも、ライカは一際目立っていた。
「ライカ、これ食べる？」
「いらないわ」
「…こ、コンテスト、頑張りましょう！」
「当然よ」
取り巻きらしき女の子達にも態度は冷たい。
しかしヒカリの言うように、彼女が姑息な手を使うとは思えなかった。
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桜光 - ピカチュウ・・・が崩壊してる(;・д・) (2018年12月28日 21時) (
レス) id: c1c7fb77d9 (このIDを非表示/違反報告)
こうもり(プロフ) - さん» 謎を作ってしまい本当にすみませんっ！ずっとミスしたままになるところだったので、とても助かりました！そう言っていただけてとても嬉しいです、ありがとうございます！ (2017年1月10日 15時) (レス) id: 2edc5e6d88 (このIDを非表示/違反報告)
- それに、よくある作品のように話の内容もぶっ飛んでなくてしっかりしてるし、文章も上手のようなので……とても好きです！これからも頑張ってください。((突然すみませんでした。 (2017年1月10日 13時) (レス) id: 3c17733505 (このIDを非表示/違反報告)
- あ、いやいや目に余るなんて……貴方の作品は凄いと思っています！そういうことだったんですね。謎が判明して良かったです。 (2017年1月10日 13時) (レス) id: 3c17733505 (このIDを非表示/違反報告)
こうもり(プロフ) - さん» 私も時折見返して変換ミスがないか確認していますが、それでも見落としてしまうことがあります。目に余るようでしたら、何話目にミスがあるのか教えてくださると嬉しいです！出来る限り早く対処させていただきます。ご迷惑をおかけしてすみません。長文失礼致しました。 (2017年1月10日 12時) (レス) id: 2edc5e6d88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こうもり | 作成日時：2016年7月18日 7時
