おはぎ談議 ページ11
「なんでAもいるんだァ?」
その声の先には実弥が居た。
『実弥こそ、なんで冨岡さんのお屋敷に?用があったの?』
「違ェ。柱同士で手合わせしろって言われてたからに決まってんだろうがァ。他に用なんてあるわけねぇんだよォ。」
『あっ、そっか手合わせか。私は一足先に相手してもらったから、今回はお二人の戦いを見学してるよ。』
まだ実弥は冨岡さんに怒っている。全く粘着質だなぁ。
そんなこんなで二人は戦い始めた。もちろん木刀で。二人は中々の速さで技を繰り出す。
二人の動きを目で追っていると、植え込みのところに炭治郎がいるのに気がついた。
二人の木刀が折れて、実弥が次は素手で殺し合うだとか物騒なことを言い出したから炭治郎が止めに入った。
『あれ、炭治郎と実弥って接触禁止じゃなかったっけ?』
「アァ、そうだ。先刻から盗み見したがってクソがァ。」
「おはぎの取り合いですか?もしそうなら俺が腹一杯になるまで作りますから……」
炭治郎は至って真面目にそう言った。
『おはぎ私も好きだよ。私は粒あん派だなぁ。』
実弥の目が80度くらいにつり上がっているのをよそに、おはぎトークが繰り広げられる。実弥は沸点に達したらしく、炭治郎を殴り飛ばしてし、何処かへ行ってしまった。
『あらま。…………冨岡さん、私もそろそろ行きます。炭治郎をよろしくお願いしますね。』
「あぁ。」
私は大量のわらび餅を手に、屋敷へ戻った。
すると、屋敷の前で何やら変な気配を感じ、その気配を探ると、変な目玉みたいな生き物を発見した。
『なんだこれ。うわ、目がギョロギョロしてる……気持ち悪っ…』
鬼の血鬼術か何かだろうか。私はその目玉を刀で切り刻んだ。
------------------------------------------------
お話のタイトルが漢字表記だったのを数字表記にしました。
でも、なんかタイトルがぽんぽん思いついて書きたくなったので、見出しみたいな感じで話一個一個に名前つけることにしました。
内容はほぼ変わってません。
674人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆりなんぽん - あぁもうハラハラします!せめて、夢主だけでも幸せになって! (2020年6月6日 18時) (レス) id: 3ac698d03c (このIDを非表示/違反報告)
日向鬼@低浮上(プロフ) - 好き好き好き好き好き好き好き好き好き((頑張ってください!最後二人には幸せになってもらいたい…!! (2020年6月1日 22時) (レス) id: 98b52071c9 (このIDを非表示/違反報告)
なな - もう!不死川くんキュンキュンしちゃうわ!(蜜璃ちゃん風)実弥の落ちが好きになる…! (2020年4月26日 9時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
なるは。(プロフ) - コメントありがとうございます!個々に返信できなくてすみません……でも本当に応援のコメントが励みになっているんです。もう感謝しかないです……これからもこの作品をよろしくお願いします! (2020年4月23日 19時) (レス) id: 091bffa261 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 続編おめでとうございます!!とーってーっも面白いので、応援してます!! (2020年4月20日 14時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なるは。 | 作成日時:2020年4月16日 10時