大食い娘 ページ4
夢主side
下の階級の子達との訓練を終え、屋敷に戻ると炭治郎が来ていた。
明日からでいいと言ったのに、善逸達を励ましながら何故か一緒に腕立てやってる……
ホントいい子だなぁ。炭治郎は絶対に強くなる。期待も込めて明日はびしばし鍛えてあげよう。
皆の罰ゲームは隠やうちに仕えてくれてる隊士の子達に面倒を見てもらって、私は屋敷を出た。
今日は蜜璃ちゃんとご飯に行く約束してたから。
甘「Aちゃ〜ん!やっほー、お久しぶりね!」
蜜璃ちゃんは先にお店に着いていた。
『蜜璃ちゃん、こんばんは。忙しいのに約束とりつけてもらっちゃってごめんね』
すると蜜璃ちゃんはニコニコして私の背中をバシバシ叩く。
甘「何言ってるの、Aちゃん!Aちゃんとご飯食べるときいつも楽しいから……今日も誘ってくれてすっごく嬉しかったんだから。相談があるなら恋柱におまかせ!」
『私もね、蜜璃ちゃんが美味しそうにたくさんご飯食べるのを見ると、私まで幸せなきもちになるの。あ、でも伊黒さんに嫉妬されちゃうかもw』
蜜璃ちゃんは丼飯を10皿くらい平らげた。美味しい美味しいと言いながらご飯を食べる蜜璃ちゃんは本当に可愛い。
蜜璃ちゃんの丼ラッシュが一段落した頃、私は恥ずかしがりながらも相談事を切り出した。
『あの……甘露寺先生……恋とは一体なんでしょ?』
蜜璃ちゃんは少し驚き、それから好奇心旺盛なキラキラした目で私を見つめる。
甘「まぁ!Aちゃん、好きな人ができたらのね!素敵!」
『いや、あの……自分の気持ちがいまいちよく分からなくって……その人は今までもずっと、周りの人よりはちょっとだけ特別な存在で大切なのには変わりないんだけどね。』
蜜璃ちゃんは嬉しそうに、ウンウンと頷きながら私の話をきいてくれる。
『無限城に居た時とかは、何故かその人のことをずっと考えてて、今も頭の片隅にはいつもその人がいて……。だけどね、別に恋人になりたいとか、そういう風にはあんまり思わないの。』
蜜璃ちゃんはキャーっと言いながら私に抱きついてきた。
甘「もうっ!恋をしたAちゃんはいつもの千倍可愛いわ!」
『えっ、これってやっぱり恋なの?』
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ゆりなんぽん - あぁもうハラハラします!せめて、夢主だけでも幸せになって! (2020年6月6日 18時) (レス) id: 3ac698d03c (このIDを非表示/違反報告)
日向鬼@低浮上(プロフ) - 好き好き好き好き好き好き好き好き好き((頑張ってください!最後二人には幸せになってもらいたい…!! (2020年6月1日 22時) (レス) id: 98b52071c9 (このIDを非表示/違反報告)
なな - もう!不死川くんキュンキュンしちゃうわ!(蜜璃ちゃん風)実弥の落ちが好きになる…! (2020年4月26日 9時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
なるは。(プロフ) - コメントありがとうございます!個々に返信できなくてすみません……でも本当に応援のコメントが励みになっているんです。もう感謝しかないです……これからもこの作品をよろしくお願いします! (2020年4月23日 19時) (レス) id: 091bffa261 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 続編おめでとうございます!!とーってーっも面白いので、応援してます!! (2020年4月20日 14時) (レス) id: 0166b3d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なるは。 | 作成日時:2020年4月16日 10時