【黒子のバスケ】品のある君は俺の婚約者

Green26 ページ19

「真太郎、少し書類整理を頼んでもいいか？」

「はい。」




無事、小町さんを家まで送り届け、帰って来た俺は
すぐに夕飯を食べ、部屋で宿題をしていると父さんに呼ばれたので
書斎にやってきたら、書類整理を頼まれた。

たまに、書類整理を頼まれるが、これは医者になるための勉強のうちだ。
こんなに若いうちから、医学の勉強が出来るのは嬉しい限りだな。

そんな中、ある書類を手にして驚く……。




「これ……。」

「ああ、それは皇Aさんの診断書だな。
　病院に置いて来よう.と.思ったが、持って帰って来てしまった。」




確かに、この俺が持っている診断書は皇のものだ。
ただ……。




「父さん、この病気……。」

「ああ…、少々訳ありでね。出来る限り、手は尽くそうと思っているんだが…。
　今日、久々に診断したんだが……驚いた。
　……征十郎くんに伝えるのは真太郎の好きにする.と.いい。」

「いいのか？これ、機密じゃあ……。」

「赤司家にはいずれバレる話だ。変わらん。」




そう言って、父さんは机に積んであった本を戻しに行った。

……赤司に伝えるのは俺次第……か…。
もしかしたら、皇が何か行動を起こすかもしれん。
.と.りあえずは、様子見にするのだよ。

……赤司が傷つくこ.と.が無ければいいのだが……。

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【黒子のバスケ】あの先輩は帝光中の3年生であり、生徒会長

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