じゃあ私はもう要らないね。【おそ松さん】

要らない２７ ページ32

あなたside



ダメだ


もう足が動かない

意識が朦朧として、尋常じゃない汗な流れ出る


あ「.....ﾊｧﾊｧｯ.....」

ふらふらとした足取りで前へ、前へ歩いた


涙もだらし無く流れて

止まらなくなった


あ「うぐっ......もｯ........やだよぉ...」


私のなにがダメなの？

私に何をしたいの？


あ「こう、えん」

目の前に公園があった

誰もいなくて好都合


私は公園に入って、ブランコに腰掛けた

鎖に頬を当てがってその冷たさに身を預けた

あ「ﾊｧｯ.....ﾊｧｯ」


目の前がボヤけて、だんだん薄れていく

もう、このまますべて感覚に委ねて


このまま目を瞑ってしまおうか。



誰も助けてくれない

誰も

私の事なんて見向きもしないで


見てないフリをして通りすがっていく

人の醜さを、今すごく痛感させられた。



ｽﾞｷﾝｽﾞｷﾝと頭が痛んで

体が動かなくて


辛くて


痛くて


苦しくて




あ「ｸﾞｽｯ......おね、ちゃん.....ｯ.......」

私を理解してくれる、唯一の姉の名をただただ呼ぶだけ


あ「....ﾋｯｸ.....ぅ...........ｯ」


無情に時は過ぎていく。





冷たい鎖に身を任せて


私は瞼を閉じた









.









.









.









お母さんは私がいなくても別にいいでしょ？

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