要らない２５ ページ29
あ「..........ﾍｸﾁｯ」
今の時刻は午前１０時
外からは活気のある声がしてきた
あ「うるさいなぁ」
ボソッと呟いて窓の外を睨んだ
ト「A、大丈夫？」
コンコンｯというドアの音と共にお姉ちゃんの声が聞こえてきた
あ「大丈夫、じゃない......かも。」
ｶﾞﾁｬｯとドアが開かれ、お粥と薬を持ったお姉ちゃんが部屋に入ってきた
ト「熱は？」
私は感覚のない手でベットの横にあった
机に置いてある体温計を指さした
ト「３８度ねぇ、」
ﾊｧと呆れた様子のお姉ちゃん
あ「ごめん.....」
布団に顔を埋めて、体を壁側に向けた
ト「あんなに雨が降ってるなかで、傘もささずに帰ってくるからよ。もっとちゃんとしなさいよ？」
ズバリと私に原因を突きつけてくる
あ「分かった」
もう返す力がほとんどなかったので、一言で返す
ト「ほら、ちゃんとお粥食べて薬飲んで寝てなさいよ？」
そう言ってお姉ちゃんは私の肩を優しく叩いた
遂には力尽きた私は顔をこくんと縦に振った
ト「私、お店の手伝いがあるの。ごめんねA.....なにかあったらすぐ呼んで頂戴！」
ガッツポーズをして部屋を出ていく姉に小さく微笑みかけ、私はベットから上半身を起き上がらせお粥を手に取った
誰が作ってくれたんだろう。
きっと、お姉ちゃんだろうな。
ボロボロと余りにも美味しそうには見えないお粥を見つめ、私は笑みをこぼした。
どんな高級料理でも
美味しい料理でも
誰かが、自分の為に頑張って作ってくれたものの方がとても美味しいよ。
あ「.....おいしい、」
口に含んだお粥はしょっぱかったけど
とても美味しい味がした。
それを何とか完食し、薬も飲んだので
『ありがとう』とメモに書いてお盆に置き、
それを部屋の前にそっと置いておいた
ゴソゴソと布団に潜って私は思い瞼を閉じた
.
.
お姉ちゃん以外、私の事なんてどうでもいいんだなぁ。
なんて強く思った時間だった。
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澪 - めっちゃ遅くにすみません (2018年5月5日 20時) (
レス) id: 45fd1e6358 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 泣いちゃったよー＞＜夢主ちゃーーーん！！！ (2018年5月5日 19時) (レス) id: 45fd1e6358 (このIDを非表示/違反報告)
シャクラ - みりん←さん» トト子様ぁぁぁぁ///// 結婚したら、どっちが子供を産むんだろうか？←妄想キモ（笑） 百合小説って占ツクだとラブライブ！くらいしか見た事がなかったのでまさかおそ松さんであるとは（大歓喜）BLはあるのに百合が全くなくてこの小説はまさに自分の夢が詰まってます！ (2016年12月17日 21時) (レス) id: 8b5d348411 (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - シャクラさん» 確かにトト子ちゃん落ちもいいかもしれませんね！（笑）あんまりトト子ちゃんがイケメンな小説ないですもんね！喜んでもらえてよかったです！これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2016年12月17日 19時) (レス) id: 0d0de5e49c (このIDを非表示/違反報告)
シャクラ - トト子ちゃん落ち決定な予感でドキがムネムネしている自分（笑） 百合最高じゃないすか！！ カモンベイビー←← 頭大丈夫かwww トト子ちゃんイケメン過ぎます！ あまりトト子ちゃんのイケメンが見られる小説が少ないので、新鮮でした(^^) (2016年12月17日 19時) (レス) id: 8b5d348411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん←
| 作成日時：2016年2月11日 0時
