番外編 全力！オフの日。 ページ47
リエーフside
「…リエーフ、本当に行くの？」
「勿論っスよ！今日中に遊びたいですもん！」
俺は帰って遊びたいのに…とぼやく研磨さんを連れて日差しのキツいアスファルトを歩く。
嫌そうなのは分かってるんだけど、今日は人気RPGシリーズの最新作発売日。
どうしても買って遊びたいと思ってる俺は研磨さんに付き合ってもらって、かれこれ3時間程ゲームを求めて彷徨ってる。
どの店も大体売り切れている中、とうとう研磨さんがボソリと呟いた。
「…暑い。リエーフ、休憩しようよ」
「休憩って言ったって、この辺店なんてありましたっけ？」
ちょっと足を伸ばして椚ヶ丘の近くまで来ていた俺たち。
進学校の近くだけあって、喫茶店なんて物は殆ど見当たらないんだけど。
研磨さんは俺の腕を引いて駅のホームへ出た。
「…もしかしたら、ゲームも手に入るかもしれない」
「え？ドコ行くんスか？」
来た電車は知らない行き先を示す。こっちの路線、乗った事無いんだけど！？
ちょ、本当にドコ行く気なんスか？
一駅乗るとすぐに電車を降りた俺たち。先程迄の冷気から一転、ムワッとした空気が体を包む。
“…【恵みの陽光】って言って昔の人は太陽の光を大切にしたんだぞー”
いやいや、何故か現国の先生の言葉を思い出したけど恵みでも何でもないだろこの太陽。
街全体が蜃気楼の様に揺らめいて見える中、ただ真っ直ぐに何処かを目指して歩く俺たち。
暑い。こういうのをムジヒなカンテン(無慈悲な干天)って言うんだって朝篠言ってたっけな。
…どーでも良いや、暑いし。
しばらくして研磨さんがある一軒のカフェの前で立ち止まった。
「あの、ここ何処っスか？」
研磨さんは何も答えずにドアを開けた。
瞬間、流れ込む心地良い冷気と落ち着いた内装。
一目で俺に縁のなさそうなオシャレな場所だと分かった。
「いらっしゃいませ。2名様でよろしいでしょうか…！？」
「…え！？」
聞き覚えのある声に顔を向けると、そこに居たのは…
「うん。奥の席空いてる？A」
「あ、まぁ…ご御案内致しますね」
そう、マネージャーの朝篠Aだったのだ。
…って、聞いてないよ！
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はいる - 夢小説で初めて自分の本名出た…(笑)普通に珍しい名前だったのに…(笑笑笑) (2019年2月2日 17時) (
レス) id: 1ad8a87860 (このIDを非表示/違反報告)
もかぶれんど - 銀魂LOVE♪の神紫ダヨさん» 閲覧ありがとうございます。研磨は神ですね分かります（真顔）。更新は死なない程度に頑張りますね〜 (2018年4月22日 20時) (レス) id: 6e02867360 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - 続き見たいです更新頑張ってください応援しますヨ！アァー研磨ァ〜マジ神！ (2018年4月22日 15時) (レス) id: 85fc3d6f11 (このIDを非表示/違反報告)
もかぶれんど - カルピン☆☆さん» 本当に申し訳ないのですが、以上の理由で御理解いただけると幸いです。 (2018年3月2日 21時) (レス) id: 6e02867360 (このIDを非表示/違反報告)
もかぶれんど - カルピン☆☆さん» 理由と致しましては、出来るだけ台本で無くても伝わる様な内容にしたい、という事と、台本書きでは文字数が勿体無い、という２つがあります。 (2018年3月2日 21時) (レス) id: 6e02867360 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もかぶれんど | 作成日時：2017年10月8日 9時
