第41Q ページ41
貴)「いやーまいったね。みんなに苗字のことを聞かれちゃうんだもん」
ケラケラ笑っているAを花宮は横目で見ていた
「待って、笠松。笠松。…バスケやっている?」
貴)「え、知ってるの?有名だなー」
「うそでしょ。今吉君。Aのって」
今)「そうや、お前が知ってる笠松や」
「マジかありえね」
言葉が荒くなった彼女は驚いていた。中学時代バスケのマネージャーをしていた彼女は高校でもマネージャーをしていた。決して強い高校では無かったが、それでも知っていたのだ
貴)「そんなに有名なの?」
「あんた、知らないの?海常高校の笠松幸男でしょ?」
貴)「あ、う、うん」
「Aね、笠松幸男って今でもバスケしてんの?」
貴)「してるよー?大学のバスケをね」
彼女はAから簡単な話を聞くと今吉のほうに詰め寄った
「ちょっと今吉君、教えてくれてもよかったんじゃないの?」
今)「すまんのう、忘れておったわ」
「は?ふざけんな今吉。全国区の選手の妻なんてそうそういないんだよ」
彼女の口調が変わった。「今吉君」から「今吉」になった。怒ると口調ががらって変わるのはAに似ていると今吉は思った。すでにお酒でベロンベロンになってしまった彼女を花宮は介抱していた
貴)「うわ、ベロンベロンだね」
花)「そういうAさんだって、結構な量のお酒飲んでませんか?」
貴)「あー良いの。迎えが来てくれるはずだから」
今)「良かったな。A」
これで同窓会はお開きになり、他の人は二次会に向かったがAや花宮、今吉達は帰ることにした。
貴)「幸男ーAだけど、迎えにきてー」
笠)「A、お前飲みすぎただろ」
貴)「そうでもないよー」
そう言ったAに笠松はため息をつきながら電話を切った
Aはお酒に強いが、酒に酔うと面倒な人になることを笠松は知っていたので急いでAのところに向かった
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朔(プロフ) - mimi姉さん» そんな姉妹そろってみてくれるんなんて嬉しいです!何かそんなにほめられると照れますね//笑 これからもよろしくお願いします! (2013年7月1日 15時) (レス) id: 4a2729f311 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - mimiさん» のんびりですが、絶対これからも更新をしていくと思いますのでよろしくお願いします! (2013年7月1日 15時) (レス) id: 4a2729f311 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - mimiさん» ありがとうございます!これからちょくちょく更新をしていきたいと思います。これからもよろしくお願いします! (2013年5月31日 0時) (レス) id: 105b77a573 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - バナナさん» できるかぎりそうしたいと思います!笑 (2013年5月31日 0時) (レス) id: 105b77a573 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - オカさん» え、え。インフルって、え、大丈夫なの? (2013年2月4日 15時) (携帯から) (レス) id: de7c4bbbcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔 | 作成日時:2012年9月17日 13時