だから、お前以外の女は嫌いだよ 【笠松幸男】

第18Ｑ ページ18

Aは改めて緑間の彼女を見て、驚いた

貴)「あ、可愛い」

碧)「ですよね、Aさん」

？)「碧ちゃんそんなことないよ。あっ、はじめましてですよね。すいません神崎です」

貴)「よろしくね神崎ちゃん。私は笠松A。」

高)「おい、碧。みんなが呼んでるぞ」

高尾が碧を呼んだ碧は一瞬、高尾を見て顔を赤くした

碧)「そうか？教えてくれてありがとな高尾」

高)「お、Aさん。こんちはー」

高尾はAに簡単に挨拶をして、碧と秀徳のところに行ってしまった

貴)「神崎ちゃんは行かないの？」

神)「あ、私はいいんです。マネージャーじゃないから」

神崎は、苦笑しながらそう言った。そこに

黄)「あれ？神崎っち？神崎っちじゃないっスか」

黄瀬がやって来た

神)「えっと黄瀬君？」

黄)「久しぶりッスね」

神)「あ、はい」

貴)「え？何黄瀬君知り合い？」

Aがそう言うと、黄瀬は

黄)「中学時代の同級生ッス」

と、言った

貴)「あら、じゃあ桃井ちゃんとも知り合いなのね」

神)「さつきちゃんを知ってるんですか？」

貴)「えぇ」

神)「そうですか。」

そう言った神崎の顔はどことなく、嬉しそうだった

緑)「黄瀬、そろそろ試合を始めるのだよ」

緑間がそう言い、A達は急いで観客席に戻った

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