第16Q ページ16
その週の土日、笠松は大学でのバスケクラブに行こうとした
貴)「ねー幸男、私も行くから待ってて―」
Aは急いで準備をしながら笠松に声をかけた
笠)「は?お前今日は来るなって昨日言ったよな」
Aは笠松が言った言葉に驚いた
貴)「は?そんなこと聞いてないし」
Aは口調が悪くなっていることも忘れ、笠松に理由を聞いた
笠)「え、だって今日は黄瀬の練習試合だから、そっちの方へ行けって言ったじゃないかよ」
Aは少し考えた
貴)「…そんなこと言ってたね」
笠)「だろ?小堀や森山、早川もクラブで試合が見れないからAに頼んだじゃねえかよ」
Aはそれで、完璧に思い出した
貴)「あぁ、言ってた言ってた。最初からそう言ってくれればよかったのにー」
笠)「いや、てっきり覚えているかと」
貴)「私にかぎってそれはないから」
笠)「そういや、練習試合の相手は、確か秀徳だった気がするな」
秀徳、その言葉にAは耳を傾けた
貴)「本当?」
Aの頭には、この前聞きそびれた碧の好きな人を思い出していた
笠)「そうみたいだぞ」
貴)「私、絶対に黄瀬君の試合に見に行くからね」
笠)「わかった、わかった//」
Aは笠松に顔を近づけて言った。そのせいで笠松は照れてしまった
笠)「あ、やべもう時間だ。ごめんなA、いってくる」
貴)「ううん、いいの。いってらっしゃい幸男」
Aは笠松を見送り、自分も用意をし、家を出た
貴)「よし、今度こそ。碧ちゃんに聞いて見せるぞー」
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朔(プロフ) - mimi姉さん» そんな姉妹そろってみてくれるんなんて嬉しいです!何かそんなにほめられると照れますね//笑 これからもよろしくお願いします! (2013年7月1日 15時) (レス) id: 4a2729f311 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - mimiさん» のんびりですが、絶対これからも更新をしていくと思いますのでよろしくお願いします! (2013年7月1日 15時) (レス) id: 4a2729f311 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - mimiさん» ありがとうございます!これからちょくちょく更新をしていきたいと思います。これからもよろしくお願いします! (2013年5月31日 0時) (レス) id: 105b77a573 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - バナナさん» できるかぎりそうしたいと思います!笑 (2013年5月31日 0時) (レス) id: 105b77a573 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - オカさん» え、え。インフルって、え、大丈夫なの? (2013年2月4日 15時) (携帯から) (レス) id: de7c4bbbcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔 | 作成日時:2012年9月17日 13時