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43話 ページ7

(貴方side)

近藤「今日からここへ通う事になった七瀬(人1)君だ!仲良くな!」

貴方「七瀬(人1)です、よろしくお願いします」

  仲良くなんてなれるかな…?

  女の子が道場に来るってだけでもおかしいのに

藤堂「(人1)っていうのか!俺の事、平助でいいぜ!よろしくな」

貴方「よろしく…平助」

  明るい子…。太陽みたい

土方「俺は土方歳三だ」

斎藤「俺は斎藤一」

原田「原田左之助だ」

永倉「永倉新八だ!」

  この筋肉邪魔そう…

  あれ?あの男の子はなんていうんだろう…

  私の視線に気付いたのか、その子が近くへ来た

沖田「僕は沖田総司。総司でいいよ」

  総司…。何か視線が冷たい…

  私嫌われてるのかな…?

近藤「さて、自己紹介も終わった事だし一戦交えてみたらどうだね?」

  え、ここにいる誰かと戦うの!?

沖田「じゃあ僕とやろうよ。(人1)だっけ?いいよね?」

  総司と戦うのか…

貴方「うん、いいよ…」

  正直勝てないと思う…

近藤「始め!」

  近藤さんの合図で最初に動き出したのは、総司

  総司はあっという間に間合いを詰め、私にかかってきた

貴方「くっ…」

  強すぎる!

沖田「君、弱いね」

  そう聞こえたときにはもう遅かった

  総司の木刀が私に強くあたり、私は後ろへ突き飛ばされた

貴方「う…ごほっごほっ!」

藤堂「おい大丈夫か!? 総司、女相手にそんな本気出す事ないだろ!」

沖田「そんな事言われても、弱すぎるその子が悪いんだよ」

  弱い…

沖田「ねぇ(人1)ちゃん?そんな弱かったら、誰1人と助ける事も守る事も出来ないよ?」

  誰も守れない…

  そう瞬間、私の目から涙が溢れた

原田「おい総司!言いすぎだ!」

藤堂「(人1)大丈夫か?」

  何も知らないくせに…

貴方「何も…知らないくせに」

沖田「…?」

貴方「私が何でここに来たかも、何も知らないくせに!」

沖田「ここへ来た理由?」

  ダメだ…

  このままじゃ、また思い出してしまう

貴方「ちょっと外に出て来ます…」

藤堂「あ、おい!!」





貴方「母様…父様…」

  どうしてこんなに弱い私なんかを助けたの?

  どうして守ったの…?

貴方「なんで私を1人にしたの…っっ?」

  寂しいよ…

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魅桜 - PS 全作面白かったです!これからも頑張ってください!(´∀`)♪ (2015年9月22日 13時) (レス) id: 165204335a (このIDを非表示/違反報告)
魅桜 - はじめまして!柚さんの小説全作読ませて頂きました!私は6年で今年受験生です!志望校受かれる様に頑張ります! (2015年9月22日 13時) (レス) id: 165204335a (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - PS、コメント遅くなってしまってすみません。 本当にお疲れ様でした! (2015年2月8日 23時) (レス) id: ab78ae41b7 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - お久しぶりです!そして、お疲れ様でした!!!最後の番外編も含めとても面白かったです!!!受験、大変だと思いますが、頑張ってください。そして、それが終わったらこれの続きも読みたいです。笑合格発表楽しみにしてます。 (返信不要です。) (2015年2月8日 23時) (レス) id: ab78ae41b7 (このIDを非表示/違反報告)
M - 今晩は~(*´∀`)了解しました(^-^ゞ受験勉強、頑張って下さい!!私も、去年は終われていました( ̄▽ ̄;)苦しかったですねぇ…。 ゆっくりして行ってください♪ (2014年12月29日 22時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年11月23日 9時

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