52話 ページ16
(沖田side)
沖田「(人1)ちゃん遅くない?」
原田「俺見てくるわ」
いつも稽古ってなると1番最初に来てるのに…
何かあったのかな
嫌な予感がする
原田「おい、アイツの部屋に行ったらいなくて手紙だけ置いてあったぞ!」
左之さんは手紙を土方さんに渡した
沖田「土方さん、何て書いてあるんですか?」
土方「…突然いなくなってごめんなさい。この度は私の事情により試衛館を出なければならなく
なりました。今はまだ皆に話せない事…ここに来てからたくさんの思い出が出来ました。
本当に楽しかった。新しい家族が出来たみたいだった…。なのに何も言わずいなくなって
ごめんなさい。いつか逢いに行くのでその時は、こんな私を受け入れてくれますか?
また仲間として最期まで傍にに置いてくれますか?
最後に皆に会えて本当に良かったです。大好きだよ。
さよなら、また逢う日まで…。
だそうだ…。ここで手紙は終わってる。」
藤堂「じゃあ今、ここに(人1)はいないのか…?」
斎藤「そういう事…なのだろう」
そんな…っ
ダメだよ(人1)ちゃん!
沖田「まだ近くにいるかもしれない!僕捜してくる!」
土方「総司! お前らも行くぞ!」
・
・
・
沖田「はぁっ、はぁっ…」
たくさん捜し回ったけど、結局もう遅くて…
(人1)ちゃんはいなかった
沖田「…っ、何で僕に何も言ってくれなかったんだろう」
少しでも力になれたかもしれないのに…
いや…、力になりたかった
土方「総司、あいつはきっと…」
沖田「わかってます。でも、いつか逢いに来るんですよね?」
土方「あぁ」
沖田「その時は最後まで一緒にいるんですよね?」
土方「あぁ」
(人1)ちゃん、受け入れてくれるとか心配しないで…
もし、もう1回逢えたなら君を離さないから
絶対にずっと一緒にいようね
藤堂「ぅ…」
原田「おい平助、いつまでも泣いてんな」
斎藤「(人1)は逢いに来るといっている」
沖田「そんな顔で(人1)ちゃんを待ってるの?
(人1)ちゃんに助けてもらった時、何て言われたの?」
藤堂「そんな顔するなって言われた。…俺、泣かねぇ!」
(人1)ちゃん、いつでも逢いに来て
皆は変わらないよ…
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魅桜 - PS 全作面白かったです!これからも頑張ってください!(´∀`)♪ (2015年9月22日 13時) (レス) id: 165204335a (このIDを非表示/違反報告)
魅桜 - はじめまして!柚さんの小説全作読ませて頂きました!私は6年で今年受験生です!志望校受かれる様に頑張ります! (2015年9月22日 13時) (レス) id: 165204335a (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - PS、コメント遅くなってしまってすみません。 本当にお疲れ様でした! (2015年2月8日 23時) (レス) id: ab78ae41b7 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - お久しぶりです!そして、お疲れ様でした!!!最後の番外編も含めとても面白かったです!!!受験、大変だと思いますが、頑張ってください。そして、それが終わったらこれの続きも読みたいです。笑合格発表楽しみにしてます。 (返信不要です。) (2015年2月8日 23時) (レス) id: ab78ae41b7 (このIDを非表示/違反報告)
M - 今晩は~(*´∀`)了解しました(^-^ゞ受験勉強、頑張って下さい!!私も、去年は終われていました( ̄▽ ̄;)苦しかったですねぇ…。 ゆっくりして行ってください♪ (2014年12月29日 22時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紬 | 作成日時:2014年11月23日 9時