ヨコハマの夜兎ガールは今日も元気です！【文スト×銀魂】

夜兎ガールと人質 ページ24

敦side


僕の名は敦


無自覚のまま《人食い虎》に変身し
暴れていたところこの人────

太宰さんと今此処には居ないがAちゃん
に助けられた


太宰さん達はかの有名な異能力集団
《武装探偵社》の一員らしいのだけど──



｢(本当にそうなのかな⋯⋯)｣

この人の発言や行動を見ていると
信じられなくなる



その後､なんやかんやあって←
太宰さんに仕事の斡旋してもらうべく
探偵社に向かっていると──





爆弾魔が人質を連れて探偵社に立て篭った
と云う国木田さんが現れた


そして_______________




｢嫌だァ⋯⋯⋯もう嫌だ⋯⋯⋯
ぜんぶお前等の所為だ⋯⋯
《武装探偵社》が悪いンだ！
社長は何処だ､早く社長を出せ！
でないと────






爆弾で皆吹っ飛んで死ンじゃうよ！｣



人質の学生服を着た少女を持ち上げ
震える手でリモコンを掴み声を張り上げる
青年



｢あちゃー｣


｢怨恨だ｣




そして､植木の影に隠れている僕等

そんな状況に一言言いたい









｢(何で僕は此処にいるんだろう⋯⋯)｣


太宰さんや国木田さんの方を見てみると
どこか苦しそうな顔で人質を見ていた



気になったので､植木の影から少し顔を
出して見てみると





｢太宰さんっあれって⋯⋯!!｣








僕等の目線の先には_______________









腹部に包丁が痛々しく刺さっている
Aちゃんがいた



勿論彼女の傷口からは､大量の鮮血が
流れている。
彼女の顔も心做しか青い。






『誰か⋯⋯⋯助けてｯ((ﾎﾞｿｯ』





そう云った君の声が聴こえた気がした

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