【銀魂】女隊士と愉快な仲間達７５

【番外篇3z】プロの付く日 ページ42

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☆ 坂田side ☆



担任の机からお菓子を堂々と盗み取るという行為は、時と場合によっては停学処分レベルの大罪だ。しかも如何にも、私は何もしていませんオーラを醸し出して職員室を出て行ったらしいのに、その手には隠し切れていないお菓子が見えたのだとか。
せめてバレねェように、隠せ。

二度程、校内放送を繰り返してみた。
けれどもやはり姿を見せない。

仕方なく放課後に問い詰めることにしようとすれば「坂田先生、Aちゃんなら屋上に居ました」と、生徒数名からのタレコミ情報が。更に、問題児高杉と一緒に居た、とか。



坂田「･･････行くか」



階段を上がるのは非常に億劫だが、数日連絡が取れなかった高杉がその場に居るとのことなので、担任として行かない訳にもいかずに、重たい足をひきずった。

すると、そこには。



「だーかーら、ちょこっと楽しいクイズかなって思ったの！選択肢も色々あるし盛り上がるかなって！！」

沖田「ちょこっと楽しいクイズよりもじゃんけんの日の飯決めじゃんけんの方が重要でさァ」

「全く以てそうは思わないね！私、お弁当食べたし！！まあそりゃ若干疑問をただぶつけた的なところあるけどさ！！」

高杉「どうでもいいが、いい加減他所でやってくんねェか。いつまで居んだよ」

「冷たいこと言うなよ高杉くん！私達の仲じゃないか！！」



めちゃくちゃ仲睦まじい、生徒が三人。

──まあでも、問題はそこではなく。



坂田「Aテメェ･･･担任のお菓子を食い散らかすたァどういうこった･･･？」

「げっ」

坂田「今すぐ吐き出せ俺の給料ォオ！！」

「やばい！助けろ沖田、高杉くん！！」

沖田「何食う？」

高杉「焼きそばパン」

沖田「やっぱ気ィ合うな」

「裏切り者ォォォオオ！！」



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