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「ふん、あの裏切り者のマハールッカデヴァタと、その民たち…絶対に許せねぇ!
  この先、スカーレットキング様がスメールに復讐するとき、オレら以外の全員に罰が当たるからな」




蛍「「あの裏切り者のマハールッカデヴァタ」?」


『何の話?』


パ「オイラもちょっと気になるな。後で機会があれば、これについても聞いてみようぜ」




私たちは立ち上がって、後ろの席の二人組に声をかける




「ん?何もんだ、何か用か?」


『私たちは教令院の学生』


「学生?ふん、教令院の学生がスメールシティにいないで、オルモス港なんかに来て何をしてる?」




まあ、当然疑いの目を向けられた


そこで私たちは単刀直入に用件を言う




蛍「「物」の情報を聞きたいの」


「フン、ここのルールをよく分かってるじゃねぇか。モラはあんだろうな?」




私たちは一つ一つの言動を注意して行動する


お姉ちゃんに五十万モラを持たせているので、お姉ちゃんはゴソゴソとカバンから取り出し、渡した




「ハァ?どういうつもりだ?」




お姉ちゃんが渡したのは、五十万モラじゃなく、五十モラだった

0が五つ足りないよ!!




パ「わ、悪い!こいつは間違って出しただけなんだ!(^ ^; )」




パイモンはすぐに笑いながらその五十万モラをしまう

そして小声で言う




パ「おい、危ない真似するなよ!」


『本当、心臓に悪いよ…』




お姉ちゃんは次こそちゃんと五十万モラを渡した


そのお姉ちゃんが大量のモラを渡しているところを見ながら、パイモンは葛藤をしている




パ「(うぅ…モラは惜しいけど、今は渡すことしかできないよな…)」



「フフッ。ほら、この紙に書いてあるのが「商人」の居場所だ。何か欲しいものがあるなら、行って選べよ。
  …ん、行かねぇのか?」




私たちに紙を強引に渡し、すぐに正面を向いてもう用無しというのを表すが、私たちがまだ去らないことを疑問に思ってもう一度こちらを向いた




『聞きたいことがあるの』




私がそう言うと、パイモンも話を合わせてくれた




パ「そうそう、さっきおまえたちが言ってたスカーレットキング…様に、実は興味があるんだ。オイラたちは…
  その…考古学の研究してる学生だからな!」




結構おどおどしていて、怪しさ満々だったが、相手にはどうやら疑問を持たれることなくなんとかその場を乗り切れたようで、その人は自信満々に話をしてくれる

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年12月18日 23時

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