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ポ「確かに一理ある。今肝心なのは案内してくれる人を見つけることだよな。
三人でモラを集めて、聞いてみようか?」
チ「(・・))」
なんだかこの三人は悪だくみを考えているようだ…
私たちは小声で話す
パ「わぁ、なんだか怪しいことを話し合ってるぞ。今の、オイラの聞き間違いじゃないよな?「俺たち以外に、
誰があんな知識を買うんだ」だってさ。「知識」って買えるものなのか?」
スメール人の感覚が分からない…
蛍「確かに怪しい」
パ「どうするんだ?」
蛍「エルマイト旅団の人に聞いてみる」
『え!?』
パ「え、でも情報は五十万モラもするって言ってたぞ!おまえ、本気なのか?」
蛍「役に立つ情報なら買う価値がある」
パ「うぅ…わかったよ。ちょっとモラは惜しいけど、おまえがそう言うなら安心だ。行ってみようぜ」
『あんまり裕福じゃないのに…』
私たちはジャファータバーンに行って、店に入る
店には私たち以外いなかった
あまり人気じゃない…?
すると、すぐ後ろにその旅団の人だと思われる二人組入ってきて私たちの後ろの席に座る
「おっと、お二方、いらっしゃいませ。どうぞお座りください」
私たちは聞き耳を立てながらお茶を飲む
「やつらごときが、ボスに喧嘩を売りてぇと思うか?オレらがスカーレットキング様の力を取り戻したら、
ボスはきっとやつらを真っ先に始末するぜ」
「もちろんやつらを恐れる必要はない。今、我々の一番の競争相手はカラカル団しか残っていないはずだからな。
今回はやつらも大金を手に入れた———気を緩められないぞ」
茶髪の人は深刻な声をしている
しかし、灰色の髪色の人は余裕の声で言う
「カラカル団のやつらなんざみんな金目当ての連中だろ。これで大儲けしたいだけだ。ボスと一緒になんか
できねぇよ!」
「ああ、ボスは本当に信仰深い。きっとそのお力を使って、俺たちの神様を迎えることができるはずだ」
私たちはその二人がスカーレットキングのことを話していることから、「物」の情報提供をしてくれる人を紹介してくれる人だと確信したので、小声で話す
パ「なんだかスカーレットキングのことばかり言ってるな。オイラたちが探してるのはこいつらに違いないぞ」
そして更なる情報を得るために、まだ聞き耳を立てる
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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年12月18日 23時