第416話 そういうことにしておこう ページ17
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「鬼道、デスゾーン2の特訓はうまく行ってるのか？」
鉄塔までの道のりを歩きながら、Aが鬼道に問いかけた。鬼道は薄く笑って頷いた。
「ああ、順調だ。これならエイリア学園にも通用する……と、思いたいが……明日の試合で試すしかないな」
「そうだな……でも、きっと大丈夫だ。あの技、すごい威力だったし」
「それをいうなら、睦月の新技もだろう」
鬼道が腕を組み、ふっと笑った。
「集中しなければボールの動きが見えないほど早い。あの技なら、エイリア学園に通用すると俺は思う」
「まだまだ、コントロールが足りないんだ。何せ、新技を編み出したのも十年以上ぶりだからな……難しくて……」
「そういえば、睦月はしばらくサッカーをしていなかったんだったな」
鬼道の言葉にAは頷いた。
「しかし、初めから相当のテクニックだった。とても久々にやったとは思えないくらいだ」
「元々運動神経が良いこともあるが、睦月はその前にも何度かボールを蹴っていたからな」
豪炎寺がふっと笑いながら言うと、鬼道はほう…と呟いて、少しニヤッとした。
「よく知っているな、豪炎寺。やはり定期的に睦月と密会をしていたか」
「密会って！」
Aが立ち止まり、慌てて否定した。
「変な言い方するなよ、鬼道！ 密会なんてしてないぞ！」
「そういうことにしておこう」
「鬼道！」
先を歩いていく鬼道の背中を見つめながら、Aは肩を落とした。
──────
鉄塔につくと、いつもの場所に、案の定円堂がいた。円堂の他に、綱海もいる。
「やはり来てたか」
「豪炎寺、鬼道、睦月！」
「おっ、更にダチ登場！」
「綱海もいたんだな」
タイヤの周りに立っている綱海の方を見ながらAが微笑んだ。
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無名(プロフ) - 鮭の神様(元 レオ)さん» こちらでもお褒めの言葉ありがとうございます！😭🙏嬉しいです〜〜〜更新頑張ります😭💪🏻ありがとうございます〜！ (2022年11月15日 18時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
鮭の神様(元 レオ)(プロフ) - 設定資料の方にもコメントさせてもらいました！ドキドキしながら読ませてもらっています……😇無理せず頑張ってください！！ (2022年11月15日 18時) (レス) id: 8332330280 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年11月4日 7時
