42話 ページ44
そして、松野家の前に着いたAとカラ松。
「やっぱり帰る」
カラ「ここまで来たんだ、最後まで付き合ってもらうぜ?」
私が甘かった。
そうだよ、松野さんがいるかもしれない。
松野さんがいたら…と思うと、恥ずかしくて死にそう。
カラ松はそんな私にお構いなしに家のドアを開けると、入れと言わんばかりにこっちを見てくる。
Aは諦めて家に入ることにした。
「お、おじゃまします…」
緊張して声が小さくなってしまったが、家の人に気付かれた。
奥の部屋から「え?今、誰の声?」と聞こえる。
カラ「ほら、こっちだ」
目の前の障子を開けると、松野さんにそっくりな赤い人が私に気付くと目を見開いた。
おそ「あれ…君、何でここに!?」
(あ、覚えてたんだ…)
その人はAが知っている人だった。
その人は「まさか俺に会いに来てくれたとか!?うわっ、すげぇ嬉しいんだけど!!」と言ってくるが、私はある人に目に入った。
部屋の端にネコで戯れている人物に。
一松「なん…で、ここに…」
びっくりしてその場から固まってしまった松野さん。
部屋には、赤い人と松野さんだけらしい。
すると、カラ松がサングラスをくいっと上げると口を開いた。
カラ「ふっ、この女性は俺の嫁だ」
「いや、違うからね」
カラ松が変なことを言ったので、取り合えず腹パン。
後ろで何か言っていたけど気にしない。
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庵茱(プロフ) - こ、更新されましたか……?ありがとうございます、ずっと待っていました (2018年9月9日 3時) (レス) id: 9d4ec62492 (このIDを非表示/違反報告)
水 - 早く更新してー (2017年6月22日 17時) (レス) id: f2ccda5e36 (このIDを非表示/違反報告)
みみか - あの、、はやく更新して。楽しみだし///変なところで終わらないで・・・・(^∀^#) (2016年9月24日 13時) (レス) id: 12cd453bfc (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこふぁ - はああ〜!!面白いっ!!更新楽しみにしてます!! (2016年8月27日 14時) (レス) id: e2cb741d4e (このIDを非表示/違反報告)
しゅみい - めっちゃ面白かったです!!更新楽しみにしています(^^)!! (2016年8月8日 19時) (レス) id: 29d4621366 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:annku | 作成日時:2015年11月4日 19時