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第二十九衝突 ページ38

その後、朝日奈家と離れて、いち早く家に帰り、変装をとった
そして、いつも通りに戻って、リビングに行った

貴「それにしてもばれなくて良かった……」

本当に何回も言うけど、本当に良かった
だってもう二度とあいつのところには戻りたくない

弥「ただいま〜!Aお姉ちゃん!帰ってたの?」

貴「お帰り、弥、ああ意外と早く仕事が片づいてな」

雅「そうだったんだ〜」

右「では、私は夕飯の支度をします」

絵「私もお手伝いします」

貴「僕もするよ」

僕にはこんなにも温かい家族がいる
今更、あんなところには戻りたくない
それにバレるということは、家族にも危害が及ぶ……絶対にバレちゃダメなんだ

梓「A、あとで話があるんだけど、いいかな?」

貴「えっ?いいけど……何だ?」

梓「それはあとで」

何なんだ?梓の奴……
僕は疑問に思った

その後、夕飯を食べて、片付けをしたあとに僕は梓の部屋に行った

貴「話って何なんだ?梓」

梓「今日のことだよ……A、なんで男装してたの?」

貴「えっ……」

僕の頭に衝撃が走った
梓にバレてたのか……そんな……

梓「その顔はバレてないって思っていたんだね」

貴「……梓、なんでわかった……」

梓「幻の少女……その言葉を聞いたときの君の反応でね」

貴「顔に出てたってことか……」

梓「うん、A……君が幻の少女……なの?」

貴「……そうだよ、僕のことだよ」

僕は片方につけているコンタクトレンズを外した
そして梓は驚いた顔をしている

貴「梓の推理は僕が男装してたってことは、僕が幻の少女ってことになるってところかな?」

梓「そうだよ」

貴「……そう」

梓にバレちまったな……梓の態度は変わるのかな……

梓「話してくれてありがとう、あと……」

貴「えっ?」

梓「坂野さんには気をつけて、きっと勘付いてるから」

貴「ああ、わかってる」

僕は今、梓のことを疑っている
僕の秘密を知った男は信用できない……
できないんだ……

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設定タグ:BROTHERSCONFLICT , 朝日奈梓 , ブラコン   
作品ジャンル:恋愛
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梓歩(プロフ) - 朝日奈友月@椿光弥愛してるさん» 間違ってましたか!すみません!すぐに直します!ご指摘ありがとうございます!こういうのはあまり気にしないのでお気遣いなく笑 (2018年6月20日 15時) (レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈友月@椿光弥愛してる(プロフ) - 不覚にもp.16,p.17のpercussion(パーカッション)に笑ってしまったw 正しくはpassion(パッション)ですよ(笑) もし不快にしてしまったらすみません… (2018年6月20日 12時) (レス) id: 74f41355c3 (このIDを非表示/違反報告)
朔華龍(プロフ) - よし、じゃあレッツゴー!! (2016年9月23日 23時) (レス) id: 55f8e8ef49 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - だね~! (2016年9月23日 23時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
朔華龍(プロフ) - ってかもうミナコイで話さない?? (2016年9月23日 23時) (レス) id: 55f8e8ef49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梓歩 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年8月10日 4時

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