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A「…大事な人？」
母「えぇ 白狼様はある戦で敵の大将に一目惚れしたの そして敵の大将も白狼様に一目惚れした けれど周りから許されなかった 特に白狼様は無理やり別の人と結婚をさせられた けれど白狼様はもう会えないならと大切な人に名前など自分の事や彼に対する思いを書いた手紙を書き彼だけに教えた そして白狼様は自らの命を絶った だから白狼様の事を知っているのは白狼様の大切な人だけなの」
A「それほど大切だったんだ…」
母「私達は白狼様のように大切な人を奪われて欲しくないの だから政宗君の事は何があっても手放してはだめよ」
A「でも!! 親父が勝手に決めた婚約者が!!」
母「それは違うわ」
父「いや…Aがそう思っても仕方がない 私はお前が次は継がない 相手も自分で決めると言っただろ だから私はお前の婚約者に謝り諦めてもらった次も継がせないと言った」
A「そんな…私ずっと」
父「私が勝手にしてしまった事だ 謝らないでいい」
A「ごめんなさい…父さん」
父「いい子だ…ほらそろそろ起きなさい 大事な人が待っているよ」
A「また会える？」
父「いつも一緒だ」
A「うん…またね母さん!!父さん!!」
母･父「えぇ/あぁ」
A「…ん…苦しい…!! 政宗!!」
政「…なんだ？…起きたのか」
A「なんで一緒の布団で寝てんの？馬鹿なの？」
政「ひでぇな …それより大丈夫か」
A「うん 大丈夫!!(ﾆｶ」
政「おう// なんか吹っ切れた様な感じだな」
A「うん!! 実はね…」
私は夢の中での話を全部政宗に話した
政「そうだったのか」
A「うん…だからさ私もしもみんなが私から離れても政宗だけは離さないって決めた!!」
政「そんなこと言わなくても離さねぇよ」ｷﾞｭｳ
A「うん//」
政「本当にAは親に愛されてたんだな 羨ましいぜ…」
A「…？政宗…何かあったの？」
政「……」
A「無理に話さなくていいよ」
政「いや…お前にだけは話す…」
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作者名：華絵←政宗大好き野郎 | 作成日時：2018年3月24日 10時
