私の彼氏はキス魔で嫉妬魔ですっ！【紫原敦】

番外編体育祭２ ページ44

体育祭当日

今回、私の出る種目は、借り物競争とパン食い競争

ホントは、敦と二人三脚したかったんだけど身長差的に私の体が持たないからやめた

いまの種目はキャタピラー競争

ちなみにわたし達の団は青色だ

キャタピラー競争の次が借り物競争

つまりもうすぐ私の番というわけだ

そうこうしてる間に、キャタピラー競争が終わった

一位、青団

クラス｢よっしゃぁぁぁぁぁ！！！！！｣

今のところ、我団が勝っているが油断ならぬ

だって赤司君が赤団にはいるのだから…

アナウンス｢次は借り物競争です

参加する人は準備してください｣

紫原｢Aちん頑張ってねー｣

A｢うんっ！ありがと！！｣









｢位置について、よーい…ドンっ！！｣


その合図とともに一斉にお題の紙めがけて走る

A｢えーと…お題は…えっ！？

借り物競争にこんなお題がでるなんて…｣

私にこんなものが借りれるのだろうか

いや、借りなくてはみんなの努力が無駄になってしまう

ここで頑張らないと…！！



私の紙にかいてあったお題は……







A｢田中先生！！来てください！！｣

田中｢へ？｣

｢おーと！黒崎さん救護室でふんぞりがえっていた田中先生を借りていったぞー！！｣




急いでゴールテープの元へ走る

｢黒崎さん一位！さてお題は？｣

A｢自分がカツラだと隠しているが実はバラてるという可哀想な先生…です｣

田中｢っ！？！？ななななな！！なにをいって！！！わたしは別にカツラなどでは！！！｣

ごめんなさい

田中先生

みんなの前で恥を書かせて

でも

その動揺の仕方は自爆物です









体育祭結果発表

一位赤団

二位青団

三位黄団

わずか赤団との点数の差10点

大将戦で、赤司君と敦と青峰君が戦った

そこで赤団が逆転勝利

悔しい…

女１｢負けちゃったね‥｣

女２｢ごめんなさい‥っ私が‥あの時勝っていれば‥ぐすっ…私のせいで負けちゃった‥っう‥｣

男１｢そんなことねぇって…俺がふざけてなければ…っくぅ‥ごめんなっ…｣


そしてみんな泣いた

悔しくて悔しくて

でもやりきったから

また来年頑張ろうと思えた

今度は負けないと

こうやってみんな強くなっていくんだ

私もたくさん泣いた

泣いた分だけ、強くなれる

めずらしく敦も涙目だった

頑張ったもんね

悔しかったよね






こうして

文化祭と体育祭は無事終わっていった

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