私の彼氏はキス魔で嫉妬魔ですっ！【紫原敦】

１２話 ページ19

花宮side

朝から最悪だ

せっかくめんどくせぇ先輩が卒業して俺に平和がおとずれたとおもったら偶然にも俺の通う中学の方面と先輩の通う桐皇学園の方面が同じだなんて

そこまでならまだいいんだ

会う確率なんてすくねぇんだし

だがアイツは家を出ると待ち伏せをしていたんだ

おまけに俺が嫌がることをしっててやってきやがる

人の嫌がることをさせたら右に出るものがいねぇからな

今吉「なぁ花宮〜。自分頭ええんやし、バスケも強いんやし桐皇こぉへんの？」

花宮「行くわけねぇだろバァカ。なんであんないい子ちゃんたちと集まるような場所にいかなきゃなんねーんだよ。そもそもてめぇのいる学校なんていきたくねぇし」

今吉「えー…連れへんな〜」

あぁもううぜぇ！！！

いちいちコイツの言う事はイラつくんだよ！！

耐えられなくなったオレは走りだした









しばらくしてアイツの姿が見えなくなった

逃げきったのか？

すると

どんっ

誰かにぶつかった

？「ったぁ………」

声からして女だ

しかもこの制服…

帝光中学……

たぶん中二ぐらいだろうな

？「あ！す…すいません…前見てなくって…怪我とかは………」

めんどくせぇし猫かぶっとくか

花宮「大丈夫だよ、そっちこそ怪我とかはなかった？」

？「はいっ！」

よくみるとコイツ

顔、整ってるな

スタイルも悪くねぇし

花宮「ならよかった(ﾆｺ」

今の俺をアイツが見たら腹抱えて笑うだろうな

A「えっと…名前なんて言うんですか？私の名前は黒崎Aです。」

黒崎Aか…

花宮「俺の名前は花宮真。Aちゃん…かわいい名前だね」

自分で言っておいてあれだが今のセリフはかなりキモかったな

A「ありがとうございます」

普通こんなこと言えばそこらへんの女なんて顔真っ赤にすんのにな

しばらくしてアイツがやってきた

はぁ……ホントにタイミングわりぃやつ

でもまぁ今回はアイツのおかげでAに会えたわけだし

感謝しておくか

ありがとよ

今吉翔一先輩









今吉「なぁ花宮〜。わしさっきの子に少し興味もってもうたわ」

花宮「アンタもか」

今吉「花宮もやろ？」

花宮「まぁ退屈しなさそうだし。」

アイツ俺の名前を聞いたとき考えるような顔をしていた

そりゃそうだよな

だって俺

無冠の五将の悪童…花宮真だしな

せいぜい俺を楽しませてくれよ？

黒崎A♪

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