検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:8,213 hit
小｜中｜大

七輪 ページ7

ううん、本当は分かってた


君がもう帰ってきてはくれないこと


君が隣に立ってくれることはないこと


ひとりぼっちのこの部屋が寂しくて


君が消えていくのが怖くて


自分自身に呪いをかけていたんだ


いつか帰ってきてくれるって信じたかった


いつかまた笑ってくれるって信じたかった


そう信じられることを、信じたかった


何もかもが、


自分を取り繕うための、


嘘だったんだけどね



それももう、終わりだ

──輪→←六輪



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.3/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：ティラミス信者 | 作成日時：2019年2月20日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。