出来るなら来世は、そこら辺の雑草になりたい。【あんスタ】

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スバルside



｢あれ、明星くんが弁当って珍しいね！！｣


ウッキーの一言で、サリーとホッケーは弁当に目を向ける。


｢もしかして、それって…｣


｢うん！Aの手作り☆｣


｢ほぅ…。美味しそうだな｣


ホッケーは目をキラキラしながら、俺の弁当を見る。
ふふふふ…。羨ましいのかな…？

そんな中、サリーはキョトンとする。


｢…ていうか、Aって誰…？｣


｢あ、サリーは知らないんだったね！同棲している子なんだよ！！｣


｢同棲…？……大丈夫なのか…？｣



最後の方はなんて言ったかよく分からなかったけど、サリーも興味深そうに見る。

まぁ、目を向けるのは仕方がない。
彩りもいいし美味しそう。ていうか絶対美味しい。

俺は箸を持つ。



｢いっただっきまーす☆………美味しい！！！！｣


さすがA。
卵焼きとか綺麗に焼いてるし冷凍食品が入っていない、手を抜いてない弁当。
美味しくないわけがない。

夢中になって食べていると、サリーが話しかける。


｢同棲しているって言ってたけど、嫌じゃないのか？？｣


｢え、なんでー？｣


｢なんでって…異性だろ？？｣


｢んー｣


確かにAは女の子だし、気まずい事だってあるけど…。
でも、俺を受け入れてくれるし特別な存在。


｢…嫌じゃないよ！ていうか、Aじゃないとなんか嫌だ！！｣



サリーは苦笑いをする。
ウッキーは顔を赤くしながらあたふたしていた。


｢あ、明星くん！Aちゃんに手を出したりしちゃダメだよ？！…あんな事やこんな事……｣


｢？？？｣


｢要するに、襲うなよって事だ。｣


｢あー、大丈夫大丈夫☆｣






…多分、ね

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