好感度UPからの忍者生活 [カカシ] (ページ40)

今日:38 hit、昨日:3 hit、合計:84,219 hit

84話ページ40

A「…カカシ…！」

だんご屋の壁に、背を預けているカカシが目に入った。

カカシ「よう！」

片手を上げるカカシ越しに、後ろの席にチラリと視線を向ける。

黒いコートに、紅い雲のマーク。

カカシに視線を向ければ、軽く頷く。

A「…で、何してんだ？」

カカシ「…いやね、……！」

カカシが、私の後ろを見ているので振り向けば紅とアスマ二人が歩いていた。

カカシ「よう！お二人さん…仲のよろしい事で、デートですか？」

デートと言う言葉に紅が、頬を赤く染める。

紅「バーカ、私はアンコに団子頼まれたのよ。カカシこそ、Aとデート？」

A「いや、供え物買いに。」

そう言えば、紅はあららと苦笑いしている。

アスマ「カカシは甘いもの苦手だったよな？」

カカシ「Aと同じ、供え物を買いに来たのと待ち合わせしてんのよ…サスケとね。」

その時、ゴトと後ろから音がした。

A「……カカシ、そろそろ行くわ。」

紅とアスマに視線を移し、軽く頷いたのを確認してさっきの席に視線を移す。
席には誰も居らず団子と茶だけが残っていた。