好感度UPからの忍者生活 [カカシ] (ページ35)

今日:25 hit、昨日:3 hit、合計:84,206 hit

79話ページ35

指をクイクイと動かし、来い！と挑発するが一行に動かない我愛羅にサスケが仕掛ける。

サスケは我愛羅の背後に回り、後ろに砂を移動させると我愛羅を真っ正面から蹴りあげた。

そのまま、サスケは我愛羅の回りを駆け抜け混乱する我愛羅に向かって蹴りを入れ、腹に膝をくらわせた。

ガイ「一体、どんな修業をした！？たった一ヶ月であそこまで…。」

あまりに成長したサスケの体術に、ガイがカカシに問いかけた。

カカシ「サスケは写輪眼でリー君の体術を真似たこともある…だから俺は修業中、サスケにリー君の動きをイメージさせた。ま！あの動きを手に入れるにはすごく苦労はしたけどね。」

確かに、すごいけど体術だけでは我愛羅を倒せるとは思えない。

我愛羅に視線を戻せば、砂が我愛羅を囲むように球体になっていく。

サスケは、その球体に向かって拳を振るったが砂を全て使った防御に防がれてしまった。

ナルト「カカシ先生！！」

突然、大声でカカシを呼ぶ声が耳に入る。

そこには、ナルトとシカマルの二人が息を切らしていた。

ナルト「先生！今すぐこの試合を止めてくれってばよ！あいつは俺達と全然違うんだってばよ！普通じゃないんだってばよー！とにかく…このままじゃサスケ死んじまうぞ！！」

ナルトの必死の形相に対して、カカシはいたって冷静だ。

カカシ「ま！心配すんな！アイツもオレも…無駄に遅れて来た訳じゃないさ…。」

カカシの言葉に視線をサスケに戻せば、ニヤリと笑ったサスケがいた。