休憩にするか!! ページ4
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Aとサクラの書類記入も終わり、Knightsの面々と、こはくも彼女たちと同じく、椅子に腰掛けている。
『あ!!そう言えば、学校の休みの連絡を椚先生にしてなかった…』
「そんなこともあろうかと、俺がナッちゃんとスーちゃんとAの分まで、椚先生に伝えといたよ〜♪」
Aはバッと後ろを振り向くと、凛月を見つめて手を掴む。
『凛月さん、ありがとうございます!!』
Aは礼をして、感謝する。
その様子を凛月はスマホで撮影する。
「よし、満足。しばらくAの弱みが握れたから、買い出しに行かせれる♪」
「やっぱ、くまくんも意地悪いよねぇ」
「セッちゃんとまでは行かないけどねぇ…♪」
そんなこんなのいつものやり取りを続けていると、案内係の流星隊の2人がこちらへやって来る。
「よし、みんな!休憩にするか!!」
千秋がそう言って、持って来たのはジュースやお茶や水やお菓子だった。
『やった!久しぶりのお菓子!!』
「wonderful!いっぱいsweetがありますよ、A!」
Aと司がお菓子を見て、飛び付こうとするくらいの勢いで食べようとする。
その様子を見て、泉が頭を抱えている。
「今までお菓子を食べてなかったことは褒めてあげるけど。今、お菓子食べたら全部意味ないでしょぉ?」
そう言って、ぺしっとAと司の頭を叩く。
「まあまあ、泉ちゃん。そんなに言わなくてもいいじゃない?ほら、今日はアタシが糖質ゼロのお菓子持って来たから食べてちょうだい♪」
嵐はカバンの中から、幾らかのチョコやクッキーを取り出す。
「アンタ、今までもそうやって甘やかしたりしてないよねぇ??」
少し、泉に怒られそうになったのを、Aと司は覚悟したが、嵐にもらったお菓子たちをハムスターのように食べ進めていく。
「まあ、今日だけだよ」
ほんのりと満足気に泉は笑った。
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君と今日もハイドアンドシーク。【短編集】
梓詩織
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作者名:梓詩織 | 作成日時:2022年10月12日 21時