第七十七話『違和感』シンタローside ページ33
俺とエネは気付いていたんだ。
リノの違和感に。
俺達に馴れ馴れしくて正直、うざかった。
この前、リノに話し掛けられた。
最初は無視してたがあまりにもしつこかったからしょうがなく聞いてやった。
俺はそいつの口から出た言葉に目を見開いた。
リノ「先輩って正直、邪魔な存在じゃないですか?」
シンタロー「は?」
念の為、エネにはこっそり録音してもらっていた。
その日は俺とリノの二人にしかアジトにいなかった。
…ついに本性を現した。
リノ「あっ、いや…変な意味じゃなくて…!なんていうか…昔から精神的に崩壊しやすくてですね…だから、私の時も精神が安定してなかったと思うんです…」
シンタロー「へぇ…」
俺はその言葉を聞いてすぐ嘘だと思った。
なぜなら、その日Aに変わった様子は一度も見られなかったから。
我ながら単純な考えだと思うがあの日だけじゃなく、あの日までもAは明るく振舞っていた。
精神崩壊なんて有り得ない。
俺は最後までAを信じてやれなかった。
殴ったりもした。
謝って許される事じゃない。
そんなこと自覚しているんだ。
俺がやったことは…最低だ。
第七十八話『情報収集』エネside→←第七十六話『情報』コノハside
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狼雨 - 続き見たいぃいい！！更新頑張れ！！ (2020年4月17日 15時) (
レス) id: 99e5f8b903 (このIDを非表示/違反報告)
猫犬(プロフ) - 続き見たいです！ (2019年9月30日 12時) (レス) id: 8295990952 (このIDを非表示/違反報告)
Akane - 続き下さい (2018年9月18日 21時) (レス) id: d32c3b7edf (このIDを非表示/違反報告)
nanami(プロフ) - 続きが見たいです！やばいです！ (2017年5月14日 17時) (レス) id: 5711249f93 (このIDを非表示/違反報告)
美音(プロフ) - 助手席が女子席になってますよw (2016年11月8日 18時) (レス) id: 3af5d1538c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-utame- | 作成日時：2014年2月13日 23時
