transient symptoms 【朔間零】

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どうせ、いつかは忘れ去られるのでしょうね。

だって…この病(恋)は貴方には感染しない(届かない)のだから。

こんなの、一過性の症状(想い)にすぎない。

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「本当にそれでいいノ？」

そんなの、愚問じゃない。

『悪いモノは、早く摘み取らないといけないからね。』

目の前の先生(魔法使い)は、まだ悩ましげだけれど、

「…薬は、万人に効くモノじゃなイ。もしかしたら、劇薬かもしれないヨ？」

運命には逆らえないから。

『そうだとしても、仕方ないよ。』

だから、もう________。

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予知夢が視えてしまう女の子と朔間零のお話。

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