第１１話 ページ12
「はぁ……絶対あの教師、鬼教師やて……」
独り言を呟きながら一人大きな荷物を抱え歩く
大きな荷物というのは主に体育(その他もろもろ)に使うコーンの事である
数個重なったそれを両手で持ち、なるべく転ばない様に前に進む
なるべく転ばないようにしているが、コーンは高さがあるうえ、数個重なっているため前が非常に見ずらい。前が見えない恐怖感でいっぱいだった
なぜ私がこんなものを持っているかというと、私は委員会で体育委員のため体育で使ったコーンうをかたずける役目を教師からさずかったのだ
本来なら外の用具入れにいれるのだが、なぜかこれは室内の物だったらしくしょうがなく校内の用具入れに入れる羽目になった
「……よっと」
落ちそうになったコーンを持ち直してまた前に進む
その時だった。
「おー夜風やんかー」
前方から声が聞こえる
「あー………忍足先輩？」
「なぜに疑問形！？」
先輩にとりあえず状況を説明する
「そういうことやったんか、ほな頑張ってな。」
彼なりの励ましだったのだろう。
だが彼女には嫌味にしか聞こえなかった
「ちょっと待て。」
明らかに先輩に対する態度じゃない声(それはもともとだが)を出して夜風は言った
「ちょっと後輩にきつくありません？」
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真琴 - 紗絢さん» 読んでくださりありがとうございます！！更新頑張ります！(v^∀°) (2015年4月8日 21時) (
レス) id: 86ff961fd7 (このIDを非表示/違反報告)
紗絢 - めちゃ×2面白いですね！続きが気になります！更新頑張ってください( ^ω^ ) (2015年4月7日 19時) (レス) id: a438011908 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真琴 x他1人 | 作成日時：2015年4月4日 21時
