昔から好き。

20話 ページ21

予想はしていたけど、御幸は新チームのキャプテンになった。


先輩たちはガラじゃないって言ってたけど、結城先輩が推薦したらしい。


言葉が足りないところがあってわかりにくい性格だから少し心配だけど、これまでもプレーで納得させてきたから大丈夫かな？


亮「またぼーっとしてるよ。 」

夏「あ！ すいません！」

亮「御幸の心配してんの？」

夏「してません！//// ちょぅと考えごとです！」

亮「あいつ、1人で何でもやっちゃうからサポートしてやんなよ？」

夏「小湊先輩もそう思います？！？」

亮「やっぱ心配してんじゃん笑」

夏「あ、、、(*ﾟ▽ﾟ*)」

亮「もう付き合ってんの？」

夏「いえ、、、、遊ばれてます。たぶん。でもね、わたしが居てくれてよかったって言ったんです！！！ これって期待していいと思います？」


亮「ふーん笑 御幸でもそんなキザなこと言えるんだ？笑 」


夏「弱ってるときに言ってただけなんで信じられませんけど、私は嬉しくて////」


亮「面倒くさい。笑 早く告れ」

夏「告白は男の子からって決まってるんですよ！」

亮「だったら一生彼氏出来ないね笑 バカ女笑
少女漫画の見すぎ笑」

夏「ひどい泣 真剣に言ってるんです〜！」

亮「ま、進展してから報告して笑」

そう言って行ってしまった。


練習終了


片付けをして帰ろうと思ったら、寮から少し離れたところで御幸がバットを振っていた。


キャプテンになってから自分の練習時間減ったもんね、、、、


夏「おつかれさま。まだ振るの？」

御幸「ん？ ああ。 得点力が弱いからな。ピッチャーに申し訳ないだろ？」

夏「見ててもいい？」

御幸「いいけど、暗くなるぞ？」

夏「うん。」

なんか家の前で振ってた頃がなつかしいなー。

御幸「そーいやお前、亮さんといっつも何話してんの？」

夏「え！？////な、なんで？」

御幸「今日もなんか話してたじゃん。 仲良いな？」

言えるわけないじゃん。恋の相談とか、、、、


夏「別に大した話じゃないよ/// 先輩からこれからのアドバイス的な？」


御幸「へぇ。引退しても面倒みいいな？ よかったじゃん」

夏「うん。」

ヤキモチ妬いてくれないんだ、、、、
私ならほかの女の子と話されたら嫌なのに、、、


小湊先輩の言う通り自分から言うしかないのかな。

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