◇赤○くんとはじめまして3 ページ5
「赤○くん…?」
「…ははっ、すまない、ぎゅっと目を瞑るから、つい…」
「あ、赤○くん!?からかったの!?」
「すまない…ふふっ」
なんていいながらめちゃめちゃ笑ってる赤○くんにわたしは少し嫌になった。
けど、赤○くんってあんな綺麗に笑うんだ…びっくりした。
「…で、本当は、お母さんはなにを、しようとしてたの?」
「さっきまで桜さんが想像してたこと、かな」
「……!?!?!?!?」
な、…じゃあ、本当に…
「…父さんの命令とはいえ、流石に俺も嫌がってる桜さんには、できないよ」
「あ、う、うん…」
その時、わたしは疑問に思った。
「赤○くんって、その、好きな人いるの…?」
「いや?いないが…どうして?」
「わたしは、その、結婚するなら、好きな人と結婚したいし、恋愛結婚したいし、えーと、えーと、イチャイチャしたいし、その、赤○くんにはないのかなーって」
「…おれは赤○家に生まれてきた以上、そんなことはできない」
悲しい目。そんなの、
「だから、おれは…」
「だめーーーーーーーーーっ!!!!!!!」
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作者名:椛 | 作成日時:2018年9月24日 22時