◇初めての気持ち3 ページ31
一言ネタバレ*青桃万歳
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朝。
遊園地なんて久々だから、ちょっと嬉しくていつも結んでない髪を二つに結んだ。
そしたら、赤○が王子様スマイルで『二つ結び?かわいいね』って言ってきた。もうド○○キしてしょうがない。
しかも、電車に乗った時もわたしが躓いて、赤○が支えてくれて『大丈夫?』って言われて手も握ってしまった。
…ああ、緊張する。
赤○はデートの練習だ!と思ってるのに、わたしはなんだか本当にデートしてるみたいな変な気持ちになった。
が。
「なんで?」
「こっちが聞きてえよ」
遊園地当日。赤○と2人で出かけたらダイとももちゃんがいた。
「やったーー!Aちゃんがいる!だいちゃんと一緒だと物足りなかったんだ〜!」←
「オォイさつき!!!」
どうやらきーくんからチケットをダイが貰ったようだ。
「わたしはテツくんといきたかったんだけどなぁ〜」
「まあまあ、そんなこと言わずに!(*´꒳`*)」
「Aちゃんかわいい!!!!♡♡」
そしてダイに、
「…あのさ、もうちょっと優しくしてあげなよ、ももちゃんに」
と言った。
「はあ?なんでそんなことしなきゃいけないんだよ」
「ももちゃんだからだよ!」
「は?」
「ももちゃんのこと好きなんでしょ!」
「はあっ!?ちげーよ!あいつはただの幼馴染で…!!!!」
急に顔が真っ赤になった。
…絶対好きだろ!!!!
やけに距離も近いし!!!←
「だいたいあいつはテツのことが好きだろ!!!」
「テツのことが好きだけどさ〜…ね、そうゆうのあるじゃん、少女漫画で。近すぎて気付かない的な」
「…す、好きとかまだわかんねーから!」
といってプイッと赤○の方に行ってしまった。
というか、ダイは破廉恥な雑誌見てるのに、好きという気持ちがわからない…!?
お子ちゃまだなあ。←
「…で、Aちゃん、なんで赤○くんと一緒なの?」
「えっ!?いや、それは…」
赤○からデートの練習で来た…とは言えない。
「デート?」
「違うよ!!!まあ、色々あってね!」
「デートじゃなかったら、私たち4人で遊ぼうよ!!!」
「え?いいの?」
「もちろん!!!!!」
デートの練習できないな…赤○ごめん。
でも、正直赤○と2人からは緊張するから、4人の方がちょっと気持ちは楽かもしれない。
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作者名:椛 | 作成日時:2018年9月24日 22時