【おそ松さん】次男、拾いました。

第28話「疲れてる人をキレさせたらダメ、ゼッタイ」 ページ37

雛希様とみなみ様のリクエストなのですが内容が似ていたため二つともひっくるめて書いちゃいます、勝手に申し訳ありません

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今日も今日とて書類の山と死闘をしてきた私

しかしいつもより膨大な書類に魂が抜けそうになりながら帰路につく

家に帰ったらゆっくり寝よう…そんなこと思ってたのに


「ふざけんじゃねぇぞテメェ！！！」

「それはこっちのセリフだ！！今更何なんだよ！！」


家に帰ったら同居人が喧嘩してた

人は疲れてると感情的になりやすい

もちろんそれは書類を片付けてきた私も例外ではないわけで

しかも私は他の人より荒れた青春を送ってたわけで

今はまともだけど、昔は毎日喧嘩三昧だったわけで

そして私は今とっっっっても疲れてる

つまり何が言いたいかというと


「人ん家の前で何しとんねやおどれらァァァァァァァ！！！」


▼元ヤンの血がログインしました


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「何か言うことはないんか」

「「ずびばぜんでじだ」」


人が疲れて家でゆっくりしようと思ってんのに何で喧嘩してるわけ

プッチーンとキレた私は、取っ組み合いしていたおそ松とカラ松の頭を鷲掴みして頭突きさせた

当然、他者がブチギレた力で無理矢理急に頭突きさせられた2人は地に沈み、我が家の前で血の海ができることは回避された

こいつらは犠牲になったのだ、アーメン

で、首根っこ掴んで引きずりながら家に入ると中は荒らされていなかった

適当にソファにぶん投げて休憩してたら二人同時に目を覚ました

で、私の存在に気付かずまた喧嘩しようとしてたから双方の頭に拳骨落として正座させた


「チッ、人がせっかくゆっくりのんびり休もうと思うてたんに」

「(Aはキレると口調が変わるのか…今度から口調変わったら気をつけよう)」

「(えぇ〜コイツ誰〜？めっちゃ怖いんだけど〜、お兄ちゃん足死にそうなんだけど〜)」


私は1度イラつくとその原因が抹消されるか、よほどそれを忘れるような出来事が起こらない限りずっとイライラしていることが多い

そんな時はこれ、甘いもの

ふたりを正座させたまま棚からチョコの袋を取り出すと、それを開けて２人にも投げた


「ほら」

「うわ！…っと」

「お、ラッキー♪」


約1名反省してないが、とりあえず話し合って状況把握しないとね

何人か殺しそうな顔してイラつくカラ松を撫でてやれば、嬉しそうに手に擦り寄ってきた


「……」

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