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ラクサスsaid
Aが規則正しい寝息を立ててオレのところで寝ている
そういえばこんなにオレは懐かれてたなんて、あの頃のオレは思ってなかったな
ただAを守りたかった
たった一人の妹をオレは守りたかった
だが途中から周りが見えなくなった
マスターの孫。
じじいの孫って言うだけで媚びてくる奴ら
喧嘩を売ってくる奴らばかりがオレの目に止まった
ただ、マスターの孫と言うだけで
Aも傷ついた
オレたちはただ、他の奴らと同じように生きたかっただけだ
オレはそれをじじいのせいにした
Aすら見えなくなった
Aはオレより何倍も辛かっただろう
こんなに小さいやつがあんな群がる連中に勝てるわけがない
人見知りでいつもオレのそばを離れなかった
それなのにあの時ずっとAは耐えていた
どれだけ苦しくても辛くても
オレが帰ってくるのをずっと待っていた
帰るのか遅くなった時は迎えに来た
それほどAは傷ついていたのに、オレは何も、気づけなかった
いつでもどこでも頼れる。そんな兄になりたい
辛い時、泣きたい時、悩んだ時。どんな時でもそばにいて励ましてやれるそんな兄に、オレはなりたい
今からでも遅くないだろうか
エバ「遅くないんじゃないかしら」
いつの間にかエバが隣にいた
ラ「お前なんで…」
エバはにっこり笑って「当たり前じゃない!」と言った
エバ「ラクサスの考えてることぐらいわかるわよ
女の勘♡」
今更ながら女の勘は計り知れない
エバ「それにAの事考えてたら昔からため息しかしてなかったし」
フ「ラクサスはわかりやすいな」
ビ「お前も大して変わらねえけどな!」
オレが分かりやすい、か
そんなにわかりやすいか?オレは。
『ラク兄…』
エバ「寝言までラクサスね」
フ「2人とも仲がいいな!」
ビ「お前めっちゃ羨ましそうだけどな笑笑」
ラ「うるせえ」
エバはくぷぷと笑って「Aが起きちゃうもんね」と言った
お前はハッピーか。
フ「さすがだラクサス!気遣いを忘れない!」
気遣いじゃねえ
ビ「でぇきてぇるぅぅ」
ハッピーの真似はやってんのか?
ラ「お前ら全員うるせえ!!」
今回もいじられるラクサス氏であった
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ゆき(プロフ) - 羽憐さん» あ、なるほど笑笑 (2017年11月26日 16時) (レス) id: ac6852a1fa (このIDを非表示/違反報告)
羽憐(プロフ) - ゆきさん» いじった方が何倍も面白いw(自分的に)特にフリードw (2017年11月26日 16時) (レス) id: 37ccf3e8b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 羽憐さん» 雷神衆のイメージがラクサス好き!みたいだと思ったけどいじる方もいいかなと思って笑 (2017年11月26日 16時) (レス) id: ac6852a1fa (このIDを非表示/違反報告)
羽憐(プロフ) - 雷神衆の会話が楽しすぎる! (2017年11月26日 16時) (レス) id: 37ccf3e8b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき | 作成日時:2017年11月4日 1時