気づけなかった雷竜と気づいてしまった水竜 (ページ31)

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１３１～無自覚は時として罪になるページ31

フォ「A！！」

いきなり立ち止まるものだから少しぶつかってしまった

今は猫じゃなくて人のようだ

フォ「散々だったよ

小型に追い詰められたり、エルザにミリアーナ？の人形みたいになったり」

『フォルテ、今私ローグたちと話してたんだけど？』

フォ「す、すみません…」

あまりに自然に話を振るものだから言ってやった

『まあ別にいいけど』

フォ「…僕最近Aとちゃんと話せてなかったし、今なら話せるかなと思って…」

そんな顔で言われたら言い返せない

『でも話すことなんてないけどね

…寂しい思いさせてごめんね』

いつもやってくれているみたいにフォルテの頭を撫でた

いつもはやってもらう側だから撫でるのは難しい

気持ちは伝わっているのかな…？

フォルテの顔はパァと明るくなった

わかりやすい…

ﾋﾟｺｰﾝ

私のあるセンサーが何かをキャッチした

『フォルテごめん！また後で話そ！』

フォ「え？う、うん？」

疑問文だけどちゃんとおっけーしてくれた

私は名付けて、ラク兄センサーをたどる

＊

「ラクサス様～♡」

「すごい筋肉～！」

私のセンサーは確かだった

『……』

私は猫が威嚇する時みたいに「シャー！」とは言わないけどグルルと威嚇をした

エバ「Aの殺気がすごいわね…笑」

ビ「だな笑笑」

それでも離れようとしない女性一行

フリードさんも言っているのに

(・д・)チッ

私は近くに行ってラク兄の近くのクソ…女性のひとをひっペがした

「何この子？」「子供？」なんかが聞こえた

それでもスティングの時より睨みをきかせて「ラク兄に触らないで」とでも言ってやろうかと思った

すぐに女性達は離れていった

ミッション達成だ

↓＿＿＿皆さんから一言＿＿＿↓

エバ「無自覚っていうのは時として罪ね」

ビ「ああ、本人自分が何言ったら知らないだろうな！

で、あいつは何してんだ？」

フ「うぉおおおおおおおお！！！」

エバ「ほっておきましょう

多分ラクサスとAが可愛すぎたのよ」

＊

リ「Aか…(また家にでも行くか…)」

＊

スティ「Aさん可愛かったな～！」

ロ「確かにな」

レ「確かに美人でしたね！スティング君が惚れる理由もわかります！」

スティ「おいっ！レクター声がでかいぞ！！」

フロ「フローもそー思う」

＊

フォ「(Aと話したいなぁ…)」