貴方の傷に寄り添う

STORY77 ページ34

雛実「あ！お姉ちゃんお帰り！」


貴女「雛実ちゃんただいま！よく分かったね私だって。」

雛実「匂いで分かったよー、エヘへ！」

ニコニコと笑うその笑顔に癒される。


貴女「あ、そうだ雛実ちゃん。これあげるね。」

雛実「わぁ！ドリルだ！」

彼女は中学生の年齢で本来なら学校に言ってる筈だが、喰種であるため義務教育が受けられない。


雛実「ねぇ、お姉ちゃん勉強教えてもらってもいーい？」

貴女「うん、いいよ、」


雛実「ありがとう！」


...


雛実「これなんて読むの？」

貴「それはね...向日葵」

雛実「ひまわりって読むんだ！じゃあこれは？」

貴女「それはね睡蓮」

雛実「これもお花？」

貴女「そうだよ！」

雛実「へぇー、お姉ちゃん物知りだね！」

貴女「そうかな...ありがとう！お兄ちゃん程じゃないけどね。」

ガチャリ

金木「ただいま。A、雛実ちゃん」

貴女「おかえり、」

雛実「おかえりお兄ちゃん！」


金木「A、雛実ちゃんに字を教えてたんだ。ありがとう」

貴女「いいって、兄さん忙しいし、これぐらいしかできないから！...数学は董香ちゃんと逆で全然ダメなんだよね。」


金木「...じゃあ今度数学教えるね」

貴女「さすが！ありがとう助かるよ！」


金木「うん、A、悪いんだけど雛実ちゃん連れて2階に行っててくれないかな。」

貴女「うん...分かった、雛実ちゃん2階に行こう、勉強教えてあげるよ。」

雛実「うん！」





2人は2階に行ったのを見届け話を始める
金木「じゃあ話します」

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