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あれから目が覚めた私は、
救急車に腰掛けて温かい飲み物を味わっていた＿＿。
飛行機が止まった後、私はどうやら気絶していたみたいで、目が覚めた時にはもう蘭の方は目が覚めていたようだ。
遠くで新一が阿笠博士や子どもたちと話してるのが見え、私は深くため息をついた。
『あ”ぁぁあ死ぬかと思ったあぁぁあ…』
今思い出しても泣ける。
って言うかもう既にグズってる。
マグカップを横に置いて両手で顔を覆っていると、
突然、隣から誰かに話しかけられた。
「血圧、脈拍、共に正常ですね」
『！？ふァッッ！？』
全然気配が無かったから過剰に反応してしまった。
目を遣るとそこには救急隊員の男性の姿が。
気配が感じられないのは快斗くらいなのに…
この人ってばすごい、快斗並みってことか。((
つか、なんて叫び声出してんだ私
こんなの快斗に聞かれてたらもう…(白目)
「恐らく大丈夫だとは思いますが、
念の為病院まで搬送します」
『ありがとうございます…
……あの、蘭は目が覚めてるって聞いたんですが、
園子の方は…？』
蘭の事は、私の目が覚めるよりも前に起きてたってのは聞いていたけど、園子の方は何の連絡も無い。
「彼女も特に大きな怪我も見られませんし、恐らくショックで気を失っただけだと思いますよ」
『…！よかった…』
…あと残るは快斗だけだ。
彼は今何処にいるのだろう？無事なのだろうか？
「じゃあ、すいませんがここに…
あなたの住所とお名前を」
『はい』
バインダーに挟まれた用紙とペンを手渡され、
そこに私の住所と名前を書いていた、その時。
「それと、
『ッ！？』
耳元で囁かれたその言葉、そしてそれと同時に香った、嗅ぎ慣れた彼のあの甘い香り…
勢いよく振り向けば、なんとそこには。
救急隊員だと思い込んでいた彼は、
なんと快斗だった。
『えっ…か、かい……かい、』
何言ってんだ私。ちゃんとしゃべれ。
「なかなかハデな
『……か、快斗！！！！』
彼の姿と声と表情をこの目にとらえた瞬間、肩に掛けられていた小さめの毛布もペンもバインダーも全て投げ捨て、彼へ突進した。
“グハッッッ” なんていう声は……
聞かなかったことにしよう。
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缶コーヒー(プロフ) - シオンさん» コメントありがとうございます！！！嬉しいお言葉……光栄ですﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡暖かいお言葉を励みに、更新頑張ります！！！！ヽ(；▽；)ノ (2020年7月12日 23時) (
レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 長々とごめんなさい (2020年7月12日 22時) (レス) id: bc8dc475f2 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - このシリーズよく読ませていただいています。自信を持って更新してください。きっとこの作品を見ている人は多少更新が遅れても更新さえしてくださればずっと読んでくださるいい読者の方が多いと思いますから。 (2020年7月12日 22時) (レス) id: bc8dc475f2 (このIDを非表示/違反報告)
缶コーヒー(プロフ) - 向日葵@sunflowerさん» コメントありがとうございます！！！応援して頂き光栄です……ヽ(；▽；)ノこれからも頑張りますね！！！！ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2020年6月27日 13時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
缶コーヒー(プロフ) - ↑ここなっつ↓さん» ギュンギュン！！（笑）私もギュンギュン目指しますね！！？(謎) コメントありがとうございます！！！今後もご期待に添えるよう頑張りますっっっ！！！(o´艸`) (2020年6月27日 13時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：缶コーヒー | 作成日時：2020年6月27日 2時
