愛すべき、松野一松｡［2］ (ページ26)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:50,538 hit

一松兄さんと同じ！ページ26

カラ松「よく来たな、一松girl…と、そのboyは…」

A「あ、私の弟の耕平！ほら挨拶して」

耕平「ほんとに…同じ顔…」

A「当たり前でしょ、六つ子なんだから」

耕平「六つ…!?」

耕平は嫌々でも嫌いな人以外になら挨拶はする子なのだが、さすがに六つ子に驚いてしまっているらしい。
仕方ない、六つ子なんてそうそういない。

十四松「あ!!!! Aちゃん!!!!」

A「十四松くんー！」

耕平「……あっ」

飛び込んできた十四松くんを見ていたらしい耕平。どうやら本人と目が合ってしまったみたいで、タラタラと汗をかいて目を逸らした。

十四松「………」ｼﾞｰ

子供がよくするのと同じように耕平を見つめる十四松くん。
耕平は時間が経つにつれ汗の量が増える。

A「じゅ、十四松くん？どうした？」

十四松「一松兄さんと同じ！」

一/耕平「！」

さすがは野生児。会って数秒で二人の性格が似ていることに気づいた。
私でも気づかなかったのにな～～なんて思う。

十四松「十四松でっす！！」

十四松くんがニカッと笑うと耕平も釣られて少し笑っていた。珍しい。

でもそういえば、十四松くんといるときの一松もこんな感じだったかもしれない。

心を飾らせることなく接することができる十四松くんは一松や耕平には合うのかも。

-----------------------

お久しぶりです、黒咲です！
しばらく、本当にしばらく、更新していなくてすみません…

新生活が始まったり、新しい趣味に目覚めたりしているうちにかなり時間が経ってしまいました(´；ω；`)

大体のプロットはかなり前から出来ているので亀更新直して頑張ります！

わりと終わりが近いです。
最後まで付き合っていただけたら嬉しいです！