愛すべき、松野一松｡［2］ (ページ25)

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似ているページ25

耕平「ほんっっと…有り得ない…何言ってんだ、あんた」

おそ松「Aの弟のわりには礼儀がなってねえな。俺、先輩だよ？」

一松「ちょ、おそ松兄s」

おそ松「言っちゃえばいいじゃん。姉ちゃんとられて嫉妬してます、って」

おそ松くんは喋るのをやめない。
耕平を怒らせるのは私でも怖いのだけれど…おそ松くんは何も恐れていないようだった。

一松はとても慌てている。

耕平「…そんなこと、ない…！こんな…こんな、俺みたいな奴…嫌に決まって…」

おそ/一「えっ？」

…そうか。
私のなかでひとつの疑問が解決した。

出会った当初、どうしても一松を放っておけなかった理由。

もちろん今は一松自身のことが大好きだけど、出会った当初はただただ気になっていた。

一松が初めて耕平と会ったとき「俺と似てる」って言っていたけれど、その時は考えもしなかった。

二人が似ていることに関して、掘り下げなかった。だから今やっと気づいたのだ。

A「耕平、だから一松と私が付き合うのが嫌なの？」

耕平「ﾁｯ」

おそ松「えーそれって考えてることとか結構分かっちゃうってことじゃね？超安心じゃーん。お兄ちゃん、一松の考えてること分かんないからすごい不安なのに～～」

一松「…ｹｯ、嘘つけ」

おそ松くんはとことんお兄ちゃんだな、と思う。耕平が納得したって顔になった。

おそ松「まあ、これで納得できたよな？もう俺の可愛い弟の恋路邪魔しないでやって♡」

一松「うぇ…」

おそ松「一松ｩ今うぇって言った？うぇって言ったよな!? お兄ちゃん悲しい～～！ …あ、2人とも今日うちおいでよ」

耕平「…え」

A「わぁぁいいの!?」

一松「ちょ、それ…俺が言おうt」

おそ松「よし！じゃー行こーう！」