まふぃあはすいたいしましたです? ページ5
(人衰パロ的な何か)
「ふわわ……よく寝た……」
檸檬の香りの研究室で目を覚ます。
「モトジロウ……朝ご飯は……?」
いつもモトジロウのいる机に向かう。
しかし其処に本来いるはずの人は居なくて、代わりに手乗りサイズの小人(?)がいた。
「ぐっもーにーん。」
「Good morning……」
小人(?)さんのフランクな挨拶に、本場イギリスで鍛えた英語で返す。
この人、モトジロウと同じ服……
「もしかして、モトジロウ……?」
「よくおきづきでー」
前にも、似たようなことが在ったような……
「なんで……小人さんに……?」
「こびとちゃう、よーせーさん。」
「その口調……どしたの……?」
「めがさめたら、こんなかんじけいでしたが?」
こんな感じ系……
「ジェット君の仕業……?被害者はまだいる……?」
「しらべてみまっせ」
何処からともなく釘とトンカチを取り出した彼。
とんてんかんてん。
「できたった。」
「……なにこれ……?」
なんか掃除機っぽい機械だ……
「『ようせいさんさがし・ぷろとたいぷ』!おしごとしたので、ぎゃらんてぃぷりーず?」
ぎゃらんてぃ≒さらりー=給料
じゃあとりあえず5百円。
五百円玉を渡すと、嬉しげに噛り付いた。
その直後、にこやかな表情は消え、何かを訴えかけるような顔になった。
「……りあるまねーより、すいーつがよかです。」
「じゃあこっちで…」
私のおやつのビスケット。
「うまうま。こじんてきにはれもんきゃんでいがとれんどですな。」
この辺はモトジロウだ。
「わがままいわない……」
突いてやると、あひゃあって言いながら倒れた。かわいい。
「ではおなかまさがすです。」
モトジロウ(?)が謎マッシーンのスイッチを入れると、掃除機であれば吸い込み口にあたる部分から、すぽぽぽーんとモトジロウと同じサイズの人たちが飛び出してきた。
「なにごとー!?」
「おたすけー!」
「いやーん!」
その数、9人。
ポートマフィアの人っぽい服を着ている。
「ちまこい……可愛い……!」
ああ、このままストラップとして持ち歩いたり、瓶詰にして鑑賞したい!
「やつがれ、たたかえなーい」
「わっちのやしゃもでてこなーい」
あらら、ないちゃってる。可愛い。
「えりすちゃん、どこー?」
「せんぱーい!」
うーん、この事件解決しなくていいかも。
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13 - メアリーさん(ちゃん?)可愛いです。きゅうーんてするです。かじーさん羨ましいのです。 (2016年10月22日 13時) (レス) id: 47ed984e80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キューブ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月16日 19時