まふぃあはふっかつしたですか? ページ6
「このなかにはんにんはいる!」
モトジロウっぽい(自称)妖精さんは言った。
「もどさなくてもいいかも……可愛いし……」
「ぼくらてきには、しかつもんだいですが?」
「貴方……ほんとにモトジロウ……?誰かしらが『ドッキリ大成功!』って言ってきたりしない?」
「ふぇありーはうそつかぬです。」
「民話の中では……割と嘘つき……」
「あう。」
ボスっぽい妖精さんや、着物の子もいる。
「メアリーは、ようせいかしてないです?」
「なぜか……妖精化してない……」
「なぞが 3 ふかまった!」
「なぜに3……?」
犯人の目星は大体ついてるけど。
このニット帽の白髪君。
「ジェットが……犯人……?」
ひょいとつまみあげてみる。
「ばれてもーたかー」
「すぐばれる……」
「やつがれ、もとにもどりたーい!」
「きみきみ、もどしてくれんかったら、さらりーかっとのけい。」
「いやーん!それだけはー!」
「さっさともとにもどせー!この……えーと……わかしらがー!」
「これはうまれつきー!」
なんて微笑ましい光景なんでしょう!
癒し効果抜群!
「ここまでいってももどさんかー。なら……」
モトジロウ風妖精さんがポケットに手を入れ、黄色い塊を取り出した。
「れっつ、ばくはー!」
「ちょいまち。それしたらぼくら、しぬのでは?」
「りろんじょうは、そーなりますな?」
「ぼすめいれい。ばくはきんし。」
「そーいわれても……もうばくはつ、とめられませんが?」
「……え?」
ちゅどーん!
檸檬爆弾は爆発した!
さっきまでわらわらいた妖精さんも、モトジロウ風の子と、私が手に持ってたジェットっぽい子だけに……
「……もとにもどれー!」
私が手に持っていたものが急に重くなった。
「ちょ……重い!」
あ、いつものモトジロウの声。
「ぐえ……重い……先輩!?私の上から降りて……いえ、降りなくて結構です!寧ろそのままずっと私の上にいてください!」
「僕はその様なこと……嫌だ。」
「うわ!?何だ此れ!?帽子がべっとべとじゃねぇか!」
「おい銀!上に乗るな!重くて苦し……イテッ」
「……」
「喧嘩は止せ。それより私を下してくれ。何かが引っかかって降りられん。」
「いやぁ、まさか部下の部屋で逆さづりになる日が来るとは……」
「童、些か悪ふざけが過ぎた様じゃな?」
「ご、ごめんなさーい!」
「ああ、後片付けが大変そうだ……」
メアリーとエリスのティーパーティー→←まふぃあはすいたいしましたです?
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13 - メアリーさん(ちゃん?)可愛いです。きゅうーんてするです。かじーさん羨ましいのです。 (2016年10月22日 13時) (レス) id: 47ed984e80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キューブ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月16日 19時