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第二十一話 ページ23

ゴゴゴ…


さっきから、風が痛い…


A「…無事でいろよ…っ(ボソッ)」



地面に着地したと同時に、物凄い突風が襲う。



ヤマト「木遁・木錠壁!!」


ガガガガガ


目の前に大きな木の壁ができる。

そして、突風は案外すぐにおさまった。




A「ありがとう、ヤマト」


ヤマト「それより、早くナルトのところに行こう」


A「そうだね。――瞬身の術で行くから、掴まって…!!」


ヤマト「助かるよ!!」



スッ――



ザッ



ヤマト「!」


瞬身の術で、木の頂上に移動しナルトの様子を伺うと。



ナルト「ヴヴヴ…」



既に、ナルトの面影はなく四本目の尾がでた小さな九尾の妖狐の姿だった。



A「…遅かったか……」



ヤマトも同じ事を思ったのか、眉間に皺を寄せている。



A「とりあえず、今からナルトのところに行って九尾化を止めてくるよ。」


ヤマト「!もう少し様子を見て…」

A「それじゃあ、遅…――」



ドウッ!



A「くっ…!!」


言葉を遮るように、ナルトが片腕を振り落とした。


ヤマト「(片腕を降り下ろしただけで、何て衝撃波だよまったく!)」



…これじゃ、近づけない…!!


けど、あの状態のままだとナルトの体が…


ふと、綱手様との会話が脳内によみがえる。









綱手『A、話は聞いただろ。ヤマトと一緒にナルトが暴走した時にナルトを止めてやってくれ…』


A『…どうして僕も?ヤマトだけじゃ、ダメなのですか?』


綱手『確かにヤマトは、おじい様の細胞を受け継いだ。だが、完璧にではない。』


A『…?』


綱手『…だからこそ、お前…Aも必要なのだ。直属に“血を受け継いだ”お前がな…。』








ドッ



ヤマト「Aっ!!」


A「ハッ…っ」



いけない…。


意識をそらしてる場合じゃない…



A「…!」


再び、ナルトと大蛇丸の方へと視線を向けると、



A「ナルト…っ!!」



ナルトが大蛇丸の口から出ている刀によって、サクラ達の方へと吹っ飛ばされていた。



しまった…!!ヤマト(オリジナル)がいるから、大丈夫だと思うけど、今のナルトが何をするか分からない!!…――サクラが危ない…!!!!





A「悪い!!あっちに行ってくる!」ダッ


ヤマト「コクリ)」





そう言って、瞬身の術でサクラ達の方へと向かった。

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壊音=銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - 続き気になります!ゼツ「更新待ってるよ/マアセイゼイガンバレヨ 」 (2018年7月22日 14時) (レス) id: 85fc3d6f11 (このIDを非表示/違反報告)
プリン★スポ隊隊長兼副 いろいろ最高な小説多いよな← - うぐっ………気になる………!! (2018年6月8日 12時) (レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
我愛羅LOVE - なんで終わり何ですか???続きが気になります!更新頑張って下さい! (2018年1月4日 21時) (レス) id: 132b4743de (このIDを非表示/違反報告)
あん - 続き見たいです!更新がんばってください! (2016年1月5日 14時) (レス) id: fad68dc6d4 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go(プロフ) - この小説良いですね!更新停止しないでください〜。 (2015年7月30日 17時) (レス) id: 38e98ebc28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:降矢雪乃 | 作成日時:2013年1月24日 19時

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