お手伝い3 ページ24
チ「どおしたの？！」
「チョロ松！みんな！い、一松が急に燃えて…」
私が伝えると、みんなは一松の方を見てため息をついた。
チ「はぁー、またなの？一松」
ト「ほんといい加減にしてよねー、燃えるのこれで何回目？」
「(え？なんで？なんでこんなに冷静なの？一松が燃えるのは日常茶飯事なの？！)」
私が混乱していると私の肩を軽くトンッとたたかれる。後ろを振り返るとそこには十四松がいた。
十「だいじょーぶ？怪我してない？」
「私は大丈夫だけど、一松が…。あれってどーゆうこと？」
私がそういうと十四松は私にニコッと微笑んでから話をし出した
十「えっとね、一松兄さんはリア充を見たり、女の子と2人きりでいると燃えちゃうの。人体自然発火しちゃうんだ。」
「人体自然発火？！」
十「うん！ぼくたちも女の子と一緒にいると緊張したりするけど、一松兄さんみたいに燃えないからだいじょーぶ！」
「そ、そうなんだ(なんで納得しちゃったのー！私ー！)」
十四松と話しているといつの間にか一松からでてた火の消火が終わっていた。
お「ふぅー…やっと消えた いつも消すのめんどくさいんだからこーなるのも減らせよー？」
一「…」
お「ん？一松〜？」
一松はおそ松に話し掛けられても全く喋らない燃えていた時と同じ顔でその場で動かない。
お「もしかして一松…」
おそ松は一松の背中を軽く前に押した。すると一松は最初に顔面を床にぶつけてしまった。すると急に一松の体がピクッと動いた。そして起き上がり周りを見渡す。一松は顔面から床に倒れたせいか鼻から鼻血が出ていた。
「大丈夫？！一松？！」
一「A…たしかぼくはAに…」
お「いや〜よかった〜、一松人体自然発火して気失ってたのかとおもって試しに倒してみたけど大丈夫だったわ〜。」
一松は立ち上がりおそ松の前に立つ。
お「ん？どうし……グハッ！！！！」
一「なにしやがるんだこのクソ長男！！」
一松はおそ松に強めな腹パンをした。いや、結構強めな腹パンをした。おそ松はそのせいで一瞬宙に浮き、床に叩きつけられた。
「おそ松ー！！」
チ「ナイス一松」
カ「よくやったな」
ト「うんうん！」
十「一松兄さんスッゲー！」
一「あざーす」
おそ松が殴られて床に叩きつけられたのになぜかみんなは一松をめちゃくちゃ褒めてる。
「えぇ………」
あぁ、今日何回叫んだんだろう…。
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作者名：苺愛 | 作成日時：2018年8月16日 21時
