お盆休みなのに幼馴染の6つ子のお世話をすることになりました。 (ページ17)

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猫として撫でられるページ17

「え、Aマジでやるの？」

「うん、マジ」

「ハァ…もう勝手にやれ」

「わかった」

とは言ったものの猫ってどんな動きするのだろうか…とりあえず膝に頭乗せて撫でてもらおうかな
私が一松の膝に頭を乗せると一松はまた動揺し始めた

「？！A何やつってんの？！」

「いや、猫の真似をやってるんだけど」

あ、そっか鳴き声がなかったなこれは失敬失敬

「えっとー…にゃー」

「？！」

「早く撫でるにゃ」

そう言いながら猫のようなジト目で一松を見ていたら一松もやっと折れたのか、わたしの頭を無言で撫で始めた。
一抹の撫で方は他のとは比べ物にならないくらい気持ちよくて寝てしまいそうになる。一松に撫でられてる猫はいつもこんな幸せな思いしてるんだ。
なんかずるい……。
一松に撫でられたっけていると睡魔が私を襲うその睡魔と戦ったがすぐ負けて一松に膝枕されている状態で眠ってしまった。