撫でられる2 ページ15
私がトド松にそう言うと残念そうにしているドド松が見えた。さっきのお返しだ！
次はおそ松だ。おそ松には小さい頃何回も撫でられてたのを覚えている。また撫でられる日が来るとは…。
順番が来るとおそ松は無言で私を撫で始める。
ああ、この感じ懐かしい おそ松の撫で方変わってないな。
「お前変わってねえな」
「何が？」
「撫でられるといつもきもちよさそうにする感じ」
「そう言うおそ松だって、昔から撫で方変わってないし」
「そう？」
「うん、おそ松の昔から変わらない撫で方すごい好き」
私がそう言うとおそ松は顔を赤くする。もしかしておそ松は私の発言に照れてる？
「もしかしておそ松、照れてる？」
「ば、バカ言え！て、照れてねーし！」
「絶対照れてるって！」
「照れてない！」
「照れてる！」
「照れてないって言ってるだろが！」
「絶対絶対照れてるって！」
声を張り上げて言い合いをしていると誰かがおそ松にドロップキックをくらわせた。ドロップキックをしたのはチョロ松だった。その衝撃でおそ松気絶してしまった。
「おそ松ー！！チョロ松！あれ大丈夫なの？！」
「あ、うん、大丈夫だよ。あのバカは丈夫だから。」
「なるほど」
なぜか納得できてしまった。
「でもなんでドロップキックしたの？」
「2人のリア充みたいな会話になんかムカついて、Aにくらわしたら申し訳なさすぎるからあいつにくらわせたんだ」
「なるほど」
これにもなぜか納得してしまった。
「あ、次チョロ松の番だよ」
「そう言えばそうだったね」
「では、どうぞ私をお撫でください」
「え？急にどうしたの、そんな口調で」
「いやなんとなく」
「何それ……じゃあ撫でさせていただきます。」
「どうぞどうぞ」
チョロ松はわたしの頭を優しく撫でてくれた。というか優しすぎて感覚があまりないというか、
「チョロ松、あの、もうちょっと強く撫でてもいいんだよ？」
「強くってどれくらい？」
「んーどれぐらいって言われても」
正直説明しづらい。あ、そうだ
「えっとね、こんぐらい強くかな？」
私はそういうと私の頭に乗っかっているチョロ松の手にわたしのてをそえて強さを教えてみた。
「え、A何して「ちょっといいかなチョロ松兄さん」今無理だから後にしろ」
ドド松が声をかけるが後にしろといわれたトド松は十四松に言う
「十四松兄さん、チョロ松兄さんに卍固め」
「あいあい！」
「えっちょ、何言って…ぎゃーー！！！」
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作者名：苺愛 | 作成日時：2018年8月16日 21時
