ふたりきりの時間。 ページ48
太宰side
A「太宰さんっ…………」
Aは、赤子のように大きな声を上げて泣いた。
彼女のこんな姿は久々に見た。
やはり私は、Aを我慢をさせていたようだ。
こんなの、恋人失格に決まっている。
太宰「A、済まない。今回の件は、全て私のせいなんだ。本当にごめん。まさか、君をこんなに傷つけてしまうなんて、思っていなかったんだ。」
私は、Aを強く強く抱きしめた。
この腕の力に、温もりに、答えてくれなくていい。
だからどうか。
私の、この許して欲しいという気持ちを、使えさせてくれ。
私は、今までの事を全て、Aに話した。
言い訳というのはわかってはいても、心のどこかでAは私を許してくれるという甘い考えがあったからだ。
太宰「ごめん、A…………許してくれとは言わない、だからせめて、私が今までもこれからも、ずっと君を1番に愛しているということだけは、伝えさせてくれないか。」
私はAと向き合った。
Aの、大きくて綺麗な瞳が私の瞳を射抜いた。
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太宰亜里沙(プロフ) - 魔夢 (まゆ)さん» 太宰さんが終われば更新します! (2019年9月9日 21時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - すみません泣きました (2019年9月6日 6時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 (2019年9月5日 22時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - ああああああ////おもろいよーーーーー^ (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 - 他の人もだしてあげてください…………ね? (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2018年3月26日 22時