最悪な夜。 ページ27
ビュッフェ。
ビュッフェです。
ビュッフェなんです。←
つまりですね。
神なんです。
「中也さんありがとうございます!こんな豪華な食事久々です!」
てゆうか、最近よく中也さんに奢ってもらっている気がするね。
いやぁすみませんねぇこんな部下で!
マジでいつかお返ししますからあああああああ←
中也「手前はいい上司を持ったなぁ〜感謝しろよォ〜??」
そう言ってめちゃくちゃ高そうなワインを飲む中也さん。
ワインがよくお似合いで!
「あ、中也さんそれペトリュスじゃないですか!!??ななななな!!!」
このお酒は知ってる。
このペトリュスは90年代もの…となると。
ご、50万円はします…………。
「中也さん……話しなら聞きますよ…?」
中也「あん?何だその哀れみの目は。」
ちょっと顔赤いじゃないですかぁ…!
「私が中也さんおぶって帰るんですか…?嫌や…。」
中也「んんー……何かあったらここホテルだからな、泊まればいいんだよぉーー…………」
「……あい。そーですね。」
1人で泊まってくださぁい。
酔ったらほうって帰りますね。
それからが大変だった。
このホテルがポートマフィアの傘下である為私達は個室のいい部屋で食事を取っていたのだが、中也さんの太宰さんへの愚痴やらなんやらをグダグダ聞かされた。
これは、世に言うウザイ上司という奴か…。
否、でも私は奢ってもらっている身なんだ!
中也さんの愚痴を喜んで聞く義務がある!!!!
…………でも…。
「中也さん…そろそろ帰りましょー……私、もうベロンベロンで駄目です…」
そう言うと、虚ろな目でこちらを見る中也さん。
中也「んだよ、手前も酔ってんのか…?」
「ぅはぁい!酔ってましゅ、ぁう噛んだ…。」
そんな、永遠に終わらなさそうな会話が続く。
中也さんは、そっと私に近づく。
ワインの匂いと中也さんの匂いが重なった。
「ふふ。中也さんいい匂いですね。めちゃくちゃフェロモン出てますよ…。」
中也「っ、何だ、そりゃ。」
そう呟く彼を横に目を閉じて眠る体制を取る。
ああ。至福のひと時だなぁ…。
「太宰さんなんて忘れてしまいそうな位幸せです…………。」
心に穴が空いた私を救ってくれて、ありがとうございます中也さん。
刹那。
彼に腕を強く引っ張られた。
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太宰亜里沙(プロフ) - 魔夢 (まゆ)さん» 太宰さんが終われば更新します! (2019年9月9日 21時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - すみません泣きました (2019年9月6日 6時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 (2019年9月5日 22時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - ああああああ////おもろいよーーーーー^ (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 - 他の人もだしてあげてください…………ね? (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2018年3月26日 22時