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中也さん、この状況なんですか?? ページ26

夕方頃、中也さんが私の作業部屋まで来てくれた。





ホテルのレストランで食事という事もあって、ちゃんとした服装でお出迎えした。






紺色のロングドレスで、袖の部分がレースになっている。
正直こんな服は色の仕事をしない限りはあまり着ないので、少々恥ずかしい。






え?色の仕事してるのって?
………………気にしなーい気にしない!←



はい。ごめんなさい。すみません。
中也さんに止められて1回しかした事ないですよ大丈夫です盛りましたすみません。








中也「おう。待たせた、な…………」



中也さんは、私の姿の見るなり石のように固まった。






「?………どうしたんですか中也さん?」






私は中也さんの顔の前で手をヒラヒラさせた。





すると、彼ははっと気付いたように目を瞬きさせた。






「?あ、この服ですか?惚れてくれましたかね?笑」







はい嘘ですごめんなさい。笑笑
調子乗ったね私ねーー笑







中也「ああ。……似合ってるよ。」








「……………え。あ、ありがとーございます…。」








柄にも無く照れてしまったじゃないか…。
中也さんのイケメンめ…………。







中也「う、まぁ、あれだ……取り敢えず行くぞ。」








そう言って拠点前に止めてある車を指さした。






「はい!」








私は急いで彼の背中を追った。








この時は、まだ知らずにいた。





ーーーーーーーーーーーーーーーー





某日某所。






「や、まって、……ちゅぅやさ、」







中也「待てねぇよ……手前が煽るのが悪い……」








ベッドが軋む音がより焦りを掻き立てる。









中也さんの唇が私の肌を責め立てる。
許してくれない。
離してくれない。








「あっ、……ひぁ、……ん、」







涙が私の肌を汚す。
心も汚す。





こんな私が許せない。
中也さんが怖い…。








こんな事がしたかった理由じゃない。







中也「おい……A、こっち、向け……。」







ぐいっと中也さんの方に顔を向けられた。









………違う。








これじゃ、太宰さんがしてる事と何ら変わりない…。








中也さんの唇が私の唇に近付いて来る。









この状況、なんですか…………?

最悪な夜。→←因果応報なんてくそくらえ。



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作品ジャンル:アニメ
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太宰亜里沙(プロフ) - 魔夢 (まゆ)さん» 太宰さんが終われば更新します! (2019年9月9日 21時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - すみません泣きました (2019年9月6日 6時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 (2019年9月5日 22時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - ああああああ////おもろいよーーーーー^ (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 - 他の人もだしてあげてください…………ね? (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2018年3月26日 22時

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